博物館でお花見を [博物館]
今年は、3月25日に東京の桜の開花宣言がありました。
だからという訳ではなく、トーハク(東京国立博物館)で「特別展・栄西と建仁寺」が、やはり25日から始まったので、翌日26日にそれを観に行った折、撮って来た桜の写真を載せることにします。
公園内で咲いているのは、未だカンザクラやオオカンザクラが主流ですが、少しづつソメイヨシノも咲き始めていました。
ここからは、トーハクの構内です。
正門を入って、法隆寺館へ向かう方向に、カンザクラが咲いていました。
でも、先ずは展覧会です。
タイトルの「栄西」は、鎌倉時代のお坊さんの名前で、「ようさい」とも「えいさい」とも読まれますが、この展覧会では、古い文献に付されていた読み仮名により、「ようさい」の読みで統一されています。
なかなか興味深い展覧会でしたが、会場内の撮影は出来ませんので、以下「春の庭園解放」が行われている、庭園の桜の写真を載せることにします。
でも、その前に…
トーハクでは、4月13日まで「博物館でお花見を」という企画を実施しています。
本館裏の庭園に咲いている何種類もの桜も楽しめますが、館内にも春や桜に因んだ作品が展示されていて、花見の雰囲気を楽しむことが出来ます。
因みに、入館料は 大人600円ですが、4月1日以降は消費税アップの影響で620円になるそうです。
上の図は、「源氏物語絵合・胡蝶図屏風」の一場面です。
江戸時代の名工、仁阿弥道八の「色絵桜樹図透鉢」。
こちらは、桜とは関係ありませんが、僕の大好きな「不動明王立像」。
余りの迫力に、お会いするたびに写真を撮らせて頂いています。
いずれ、「仏像」カテゴリーの記事にしたいと思っています。
ここからは、庭園内の写真です。
この庭園は、春・秋などの、特別解放の期間以外は閉鎖されています。
入ってすぐのところに咲いていた白い桜。
茶室の前に咲いている、枝垂桜。これは、少し白っぽい花です。
こちらは、今回行った際には、名札が見当たりませんでしたが、以前観た時には、「正福寺桜」の名札が付けられていました。非常に、艶やかな感じの花です。
ここからは、江戸彼岸系の枝垂桜です。
茶室前の桜より、鮮やかな桜色で、美しい枝垂桜です。
この枝垂桜の近くには、本館裏の階段に接して、自然に生えて来たというオオシマザクラの大木があるのですが、未だ咲いていませんでした。
博物館の構内ですから、宴会は出来ませんが、心静かに桜を眺めていたい人には、ここは花見のお奨めスポットと言えるかも知れません。
こんばんは。
新聞に、建仁寺特別展のことが載っていましたね。
娘とあれこれ、建仁寺へ行った時のことなど、話していました。
いいお花見になりましたね♪
by 枝動 (2014-03-27 23:12)
お花見は静かにするのが好きです^^
本当にたくさんの種類を楽しむことが出来るのですね。
by ゴーパ1号 (2014-03-28 14:10)
トーハクの構内なんでしょうか、いろいろな種類のサクラが見られるんですね。
いいお花見になりましたね・・
あ、風神雷神も忘れちゃいけないですね^^;
by ぜふ (2014-03-28 23:50)
写真から、美しさだけでなく、力強さが伝わってきます。(*^_^*)
by bun-ta (2014-03-30 07:51)