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東京スカイツリー [風景]

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 初めて、東京スカイツリーへ行って来ました。

 と言っても、2月19日の事ですから、もう二ヶ月半近く前になりますが…
 以前は、あまり興味を示さなかった父親が、昨年の一月以来車でトーハク(東京国立博物館)へ行くようになって、車窓から見えるスカイツリーの姿を見るうちに、急に行ってみたいと言い出しました。
 本当は、昨年の末頃に行く予定でいたのですが、前の記事にも書いた通り、急な入院となったため行けなくなっていましはた。
 そこで、今年の2月、天気の良い日を待って、漸く出掛けて来ました。


 

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節分~そして立春大吉 [風景]

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 神田明神

 第一の祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)ですが、相殿の神として、平将門公が祀られています。

 僕は、平将門公が好きなので、以前は正月の元旦か二日には、初詣をしていたのですが、ここ数年は、ちょっと遅れての参拝になっています。

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タグ:立春 福枡 節分

旧安田庭園にて [風景]

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 両国にある「旧安田庭園」から望む、東京スカイ・ツリー。

 「旧安田庭園」は、安田財閥を興した安田善次郎が所有していた庭園で、安田善次郎の死後、当人の遺志により、東京市に寄贈され、現在は墨田区の管理の下にあります。
 元々は、江戸時代の大名の下屋敷で、庭園内に近くを流れる隅田川の水を引き入れた池を造り、潮の干満による景観の変化を観賞して楽しむという目的で設計されたものだと言います。

 現在は、そうした機能は失われていますが、当然池は残されていて、カルガモやコサギなどの水鳥の姿を見ることが出来ます。

 

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海を隔てた風景 ~房総から見る富士山~ [風景]

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 2月6日土曜日。

 千葉県の富津岬の突端から、漸くにして富士山の姿を見ることが出来ました。

 

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葛西臨海公園にて -その2- [風景]

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9月20日 日曜日のオフ会の続きです。

葛西臨海公園のシンボルと言えば、やっぱりこの大観覧車でしょうか。

夜、東西線の浦安駅の葛西よりのホームの端からは、イルミネーションに彩られたこの観覧車が、まるで花火のように見えます。

もう五・六年も前のことですが、前の勤め先の仕事で、川越や春日部・川口方面に行った帰り、車で夜の湾岸線に入ると、眩いほどに輝く、大きな観覧車が視界に飛び込んで来て、圧倒されるような気分になった記憶もあります。

 

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手前のキバナコスモスの大きな花畑の中に、僅かに咲いていたコスモス。
キバナコスモスも綺麗ですが、僕はやっぱり、普通のコスモスの方が好きかも知れません。

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葛西臨海公園にて [風景]

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9月20日(日)
台風がそれていったあとの、秋の彼岸前とは思えないような、太陽の眩しい一日。
So-netブログ仲間の春分さんが企画して下さった「葛西臨海公園」でのオフ会に参加させて頂きました。

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この写真は、少し早く着いたので、公園内を一人で歩いていて見付けたキバナコスモスの花畑にいたアオスジアゲハ。
今年は、出歩く機会が少なく、アオスジアゲハの撮影は難しいかと思っていました。
誘って下さった春分さんに、感謝の一瞬でした。

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山と水の風景 [風景]

父の実家からの帰り、天竜川を渡って行くと、丁度「天竜船下り」の船が「唐傘港」に着くところでした。 

ここには、飯田線の唐傘駅もあり、こちらも丁度列車が入って来たところでした。

僕が小さい頃には、今は亡き母に連れられて、よくこの駅で降りたものでした。そして、いつも迎えに来てくれる祖父と一緒に、長い山道を歩いて登って行きました。

山道の途中には、冷たい湧き水がありましたが、普通に車が通るようになった今、あの湧き水はどうなったのか、この道を通る時、ふと気になることもあります。

多分、落石防止の為の工事などで、失われてしまったのかも知れません・・・。

 

 こちらは、母の実家の近くからの風景です。

もっと右の方には、岐阜県との県境になる恵那山があるのですが、この日は雲に隠れて見えませんでした。

 

今回は行けませんでしたが、飯田市内にも有名な山があります。

風越山という山で、昔の和歌に歌枕として登場する山です。

本来は「かざこしやま」とか「かざこしの峰」などと言いますが、地元では「ふうえつざん」と呼ぶこともあるようです。

この山に就いては、和歌に関わる別の記事を書く予定です。 

 

山と言えば、やっぱり富士山ですね。

上手くすると、中央自動車道の山梨県あたりでは、東京方面に向かう帰り道で、真正面に富士山が見えます。でも、残念ながらこの日は、雲に隠れてこの程度しか見えませんでした。

写真は、勿論運転しながら撮ったわけではありません。車の運転は、弟がしていました。 

 

                ゲンノショウコ  現の証拠  フウロソウ科

山の写真ばかりなので、山に咲いていた花も、少しだけ載せておきます。

下痢止め剤などの薬草として知られる、お馴染のゲンノショウコ。

 

                  アキカラマツ 秋唐松  キンポウゲ科

カラマツソウという、白い糸状の細かい花が咲く植物があります。その仲間で、夏から秋にかけて咲くので「アキカラマツ」と呼ぶのだそうです。

しかし、「カラマツソウ」も、どうも同じ頃に咲くようです・・・。とすると、名前に秋と付く意味が、ちょっと分からなくなります・・・。

 


恵那山 [風景]

暫らく、更新をご無沙汰してしまいました。

親戚の法事があって、両親の田舎の長野県へ、父親と一緒に出掛けていました。

この雪の残る山は、亡き母の実家近くから見える『恵那山(えなさん)』です。
子供の頃、夏にはもっと青く見えたという記憶があります。

恵那山は、岐阜県中津川市と長野県下伊那郡阿智村の境にある、中央アルプス南端の、標高2189mの山です。
現在は、その中腹を中央自動車道の「恵那山トンネル」が通っています。

恵那山を見ると、僕は、子供の頃に母の実家からこの山を眺めては、「いつかあそこへ行って、あの青いお砂を、シャベルでバケツ一杯すくって来る」のだと、大好きだった祖母に言っていたことを思い出します。

そのシャベルとバケツというのは、当時住んでいた東京の家の近くの公園の砂場で遊んでいた、小さなシャベルとバケツの事です。

長野県と言っても、南部の飯田市の周辺なので、冬季もそれ程の雪が降ったりするわけではありません。
でも、やはり千葉県に比べたら寒くて、父親の実家の辺りでは、朝には霜柱が立っていました。

梅の花も、まだ三部咲き程度でした。

行きに寄った、諏訪湖のサービスエリアから見た「諏訪湖」です。
遠くからなので、あまりよく解かりませんが、一部が凍っているようにも見えました。
この辺りは、車の温度計では、マイナス3度ほどでしたから・・・。

 

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先日、kaori さん のブログで、300nice!を押させて頂きました。

その記念にと、素敵な贈り物を頂きました。

   

それは、kaori さん が、以前ブログで紹介されていた絵本作家M.B.ゴフスタインの作品で、「画家 AN ARTIST」(ジー・シー刊 ISB-N4-915619-08-7 C0772)という絵本と、「中澤桂 日本叙情歌曲集」(fontec F0CD3402)のCD、そして川越の薩摩芋の和菓子でした。

この絵本の中の「あたえられたいのちを 彼は使いはたす」という言葉が、とても心に響きました。
与えられた命を、きちんと使い果たすような、そんな生き方をしているかどうか、とても自信はありませんが、いつかそう出来るようになりたいと、そんな事を考えながら読ませて頂きました。
(詩人の、谷川俊太郎さんの翻訳と言うのも、僕にとっては、素晴らしい事でした)

CDには、僕が聞きたいと思って探していた、「ふるさとの」(詩:三木露風 曲:斎藤佳三)という曲が入っていて、こちらもとても嬉しく思いました。

勿論、川越の和菓子もとても美味しく頂きました。

kaorri さん、本当にありがとうございました。


埼玉県の川越市というところは、以前の勤め先(茨城県龍ヶ崎市)から片道約九十㎞の道のりを、七年ほどの間最低月一回は通い続けた、とても懐かしい場所です。
(自宅から行くこともよくありましたが、距離は然程変わりません)

ところで、僕のブログに来て下さる方の中に、その川越にお住まいの方が三人もいらっしゃる事を、最近になって知って、ちょっと驚きました。
僕が住んでいる習志野市の方は、多分一人もいらっしゃらないと思いますから・・・。


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頑是ない歌 [風景]


    思へば遠く来たもんだ
    十二の冬のあの夕べ
    港の空に鳴り響いた
    汽笛の湯気は今いづこ

    雲の間に月はゐて
    それな汽笛を耳にすると
    竦然
(しょうぜん)として身をすくめ
    月はその時空にゐた

        ・
        ・
        ・

    さりとて生きてゆく限り
    結局我ン張る僕の性質
(さが)
    と思へばなんだか我ながら
    いたはしいよなものですよ

    考へてみればそれはまあ
    結局我ン張るのだとして
    昔恋しい時もあり そして
    どうにかやつてはゆくのでせう

    考へてみれば簡単だ
    畢竟
(ひっきょう)意思の問題だ
    なんとかやるより仕方もない
    やりさえすればよいのだと

    思ふけれどもそれもそれ
    十二の冬のあの夕べ
    港の空に鳴り響いた
    汽笛の湯気や今いづこ

        中原中也 「頑是(がんぜ)ない歌」
              詩集「在りし日の歌」所収

 

 

中原中也のこの詩は、高校の教科書に掲載されていることもあるようですから、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。
もっと長い詩ですが、途中を省略しました。

僕は、教科書で読んだ記憶はありませんが、海岸で沖の方に船を見ると、不意にこの詩を、思い出すことがあります。(勿論、全文を暗唱しているわけではないので、せいぜい最初の一連だけですが・・・)
もっとも、いつもと言う訳ではなく、子供の頃好きだった、童謡の「みかんの花咲く丘」を、思い浮かべたりすることもあります。

どちらにしても、特別な思い入れがある訳でもなく、ただ何となくですが・・・。

 

この東京湾内の海辺からは、晴れた日には富士山も見えます。
でも、東京の空越しに見ることになるせいか、写真に撮ってみても大抵こんな風に、薄ぼんやとしか見えなくて、空もあんまり青くはありません。

 

少し南の方に目をやると、千葉県の遠い海岸も、ぼんやりと霞んで見えます。
多分、市原市の方のコンビナートから立ち昇る煙のせいもあるのかも知れません・・・。

普段は忘れがちですが、こんな時には東京に近いこの辺りの空が、決して本当には青く澄んではいない事を実感します。

でも、東京で生まれた僕にとっては、この空が故郷の空でもあるのです。

 

      智恵子は東京に空が無いという、
      ほんとの空が見たいという。
      私は驚いて空を見る。
      桜若葉の間に在るのは、
      切っても切れない
      むかしなじみのきれいな空だ。
      どんよりけむる地平のぼかしは
      うすもも色の朝のしめりだ。
      智恵子は遠くを見ながら言う、
      阿多多羅山の山の上に
      毎日出ている青い空が
      智恵子のほんとの空だという。
      あどけない空の話である。

        高村光太郎 「あどけない話」
            詩集「智恵子抄」所収

 

多分、誰にとっても、幼い頃から馴染んできた風景や、その上に見えた空の色が、原体験としてその人の心の中に、何時までも生き続けるのかも知れません・・・。
例え、その場所から遠く離れて暮らすとしても・・・。

 

 

 

so-net が、少し軽くなって来たようなので、少しは改善されたと思ったのですが・・・。

僕は、引用部分は文字の色を青にすることにしています。
でも、色を変えようとすると、エラーが起こって固まってしまいます・・・。
何度やっても駄目だったので、以前の記事の引用部分の青い文字の間に、コピーした詩を流し込んで色をつけ、それを再びコピーして貼り付け、何とか青い文字に変えました・・・。
早く、本格的な改善を望みたいものです・・・。

 


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中央自動車道 [風景]

        珍しく雲が晴れて、富士山の姿が美しく見えていた日。
        いつになく閑散とした、高速道路の待避所に車を止めて、
        数枚のシャッターを切る。
        大きな鳥の姿をした雲が、ゆったりと空を渡って行った。

 


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