ミズヒキとギンミズヒキ [野草]
白い花の謎 [野草]
5月3日の記事「優しい薄紫の・・・」 に載せた「白いムラサキケマン」の写真に関して、ブログ仲間のはてみさんから、『ムラサキケマンの白花タイプは、花の先に紫色が残っているものは「シロヤブケマン」、完全に白いものは「ユキヤブケマン」というそうです。「ヤブケマン」というのはムラサキケマンの別名。』とのコメントを頂きました。
早速、「シロヤブケマン」「ユキヤブケマン」のそれぞれのキーワードで検索をしてみました。
彼岸花 [野草]
ヒガンバナ 彼岸花 ヒガンバナ科 ヒガンバナ属
ヒガンバナは、中国原産の植物ですが、相当に古い時代に、日本に入って来ていたと考えられています。
しかし、昨年の「彼岸花」の記事にも書きましたが、平安時代頃までの和歌などの文学作品には、取り上げられている例を見ることは出来ません。
改めて、手元にある何冊かの「歳時記」に当たって見ると、江戸時代の俳句に、漸く「まんじゅさげ」として、詠まれている例が見付けられます。
花の咲く時刻~カラスウリの雌花~ [野草]
前々回の、 カラスウリの記事を書いた翌日、雌花を見ることが出来ました。
夕方、五時頃に、外出先から戻る途中に、未だ固い雌花の蕾を見付けることが出来ました。
そこで、七時過ぎの、未だ明るい時間に、写真を撮りに行って見ました。
途中、雄花が咲いている場所に立ち寄って、雄花の開花を確認してから、夕方見付けて置いた雌株のところへ行って見たのですが・・・未だ、上の写真のような状態でした。
もう、雄花は咲いているのに・・・と思いながら、もう少し遅くなってから、出直すことにしたのですが、その帰り道で、未だ雌花が咲いていなかった理由に、ふと思い当りました。
闇に咲く花~オオマツヨイグサ~ [野草]
オオマツヨイグサ 大待宵草 アカバナ科 マツヨイグサ属
前の記事の、カラスウリに続いて、やはり夏の夜に咲く花、オオマツヨイグサです。
この花は、庭に植えてあるので、多少遅い時間でも見に行くことは出来ます。
しかし、フラッシュを焚いて撮ると、白いカラスウリとは異なり、如何にもフラッシュを焚いて撮ったと言う写真になってしまいます。
井の頭公園の野草 [野草]
ヤマブキソウ 山吹草 ケシ科 ヤマブキソウ属 別名:クサヤマブキ
井の頭公園の弁天堂に近い、斜面の一画を囲って、何種類もの野草が植えられていました。
そのひとつ、ヤマブキソウです。確かに一重の山吹の花とよく似ています。しかし、花びらの数が樹木の山吹は通常5枚ですが、ヤマブキソウは4枚です。
また、樹木の山吹がバラ科なのに対して、こちらはケシ科です。
通常は、ヤマブキソウ属に分類されますが、時には次に掲げる写真のクサノオウとおなじ、クサノオウ属に分類される場合もあるようで、手元にある図鑑でも、最初に当たった本ではヤマブキソウ属、もう一冊にはクサノオウ属と記載されています。
庭の花 その三 [野草]
家の庭に咲いた花の最後は、普通は「庭の花」とは呼ばないであろうと思われる花々です。
オオイヌノフグリは、僕にとっては春を告げる、大好きな花のひとつですが、一般的には「雑草」と呼ばれる植物の類です。