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トーハクのユリの木 [博物館]

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   5月16日の東京国立博物館。

   ゆりの木の花が、満開でした。


 

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車椅子で上野へ~法隆寺展と建仁寺展~ [博物館]

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 5月8日のことですが、父親と一緒に、上野へ行って来ました。

 家の父親は、脳梗塞の後遺症で歩行が困難であるため、最近はタクシーと総武快速線のグリーン車を乗り継いで出掛け、博物館で車椅子を拝借して展観することが殆どでした。

 しかし、今回は僕が車椅子を押して、電車に乗って出掛けてみることにしました。

 全行程を、電車と徒歩で車椅子を押して行くために、一眼レフカメラは持たないことにしたので、今回の記事の写真は、小型のコンデジとスマートフォンのカメラで撮ったものばかりです。

 トーハクのユリノキは、比較的低い位置に咲いていてくれますが、やはりコンデジでは、トリミングをしてもこの程度です。
 今年は、mimimomoさんが、トーハクのユリノキの花を、観に行かれる予定とのことでしたので、 5/8日時点の開花状況をお知らせする意味も含めて、ここに載せてみました。

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一葉桜 及び、トーハクの花・風神雷神図屏風 [博物館]

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 トーハク(東京国立博物館)の構内に咲いていた、イチヨウザクラです。

 正門から、法隆寺館へ向かう道筋に、かなり大きな木があって、沢山の花が咲いていました。(4月10日撮影)

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博物館でお花見を [博物館]

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 今年は、3月25日に東京の桜の開花宣言がありました。 

 だからという訳ではなく、トーハク(東京国立博物館)で「特別展・栄西と建仁寺」が、やはり25日から始まったので、翌日26日にそれを観に行った折、撮って来た桜の写真を載せることにします。

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 公園内で咲いているのは、未だカンザクラやオオカンザクラが主流ですが、少しづつソメイヨシノも咲き始めていました。

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写生帖-丸山応挙- [博物館]

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      写生帖(しゃせいじょう)・丁帖(ていじょう)  丸山応挙筆   東京国立博物館所蔵

 前の記事の、「虫豸帖(ちゅうちじょう)」と、並べて展示されていた、丸山応挙(1733~1795)の「写生帖」の内の「丁帖」です。

 応挙は、革新的な写実主義の画家として、徹底した写生による画法を完成させました。

 

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虫豸帖と虫塚 [博物館]

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                   虫豸帖(ちゅうちじょう) 増山雪斎(ましやませっさい)筆  
                                        東京国立博物館所蔵 

 見た瞬間には、写真と見紛うような、この精緻な絵は、江戸時代に描かれた博物画です。

 筆者は、増山雪斎(ましやませっさい)(1745~1819)という人物ですが、職業画家ではありません。
 伊勢長島藩第六代藩主。つまり江戸時代の大名の筆に成る作品です。

 雪斎は、四十八才で長男に家督を譲り、隠居をしています。
 隠居後は、巣鴨の下屋敷に住んでいましたが、この「虫豸帖」は、上の蝶の絵に書かれている日付「丁卯六月六日写生」により、文化四年(1807年)、雪斎が六十二歳の頃に描かれたことが分かります。

 「虫豸帖」の「虫」は、微小な生物の内の、足のあるものを指し、足の無いものを「豸」と言うのだと、江戸時代の百科事典「和漢三才図会」に書いてありますが、この画帖の題名は、それに依るもののようです。
 ここに描かれた虫たちの殆どは、巣鴨の藩邸の庭で捕まえたものだそうですが、写生後の虫の死骸を、「わが友なり」と言って、大切に仕舞って置いたと言うことです。

 

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夏秋草図屏風 [博物館]

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      夏秋草図屏風・部分 酒井抱一・筆 文政4年(1821)頃・作 東京国立博物館所蔵

 トーハク(東京国立博物館)へ行くと、構内の木々に咲く花や、それを目当てにやって来る、鳥や昆虫の写真をよく撮っていました。
 でも、最近はFacebook等の、展示替えの情報を見て、慌ただしく出掛けて来ることが多く、構内の植栽や生き物を見る機会が少なくなってしまいました。

 そこで今回は、館内で見付けた、花々や鳥や虫と動物とを紹介することにします。 

 最初は、野分(のわき)に揺れ動く、クズとススキ、フジバカマ、どれも秋の七草に含まれている植物です。

 この作品は、江戸琳派の画家、酒井抱一の「夏秋草図屏風」の秋草の一部分です。

 ちなみに、「野分」とは、野の草を分けて吹く激しい風のことですが、現在で言う「台風」もまた、野分と呼ばれていました。

 

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