SSブログ

東寺 帝釈天騎象像 [仏像]

9295E662-5C8E-4E31-8331-64FB3377AA7D.jpeg


     特別展  東寺  空海と仏像曼荼羅

                東京国立博物館 平成館

                  開催期間 2019.3.26〜6.2


続きを読む


nice!(11)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

仁和寺観音堂 その2 [仏像]

_DSC0019.jpg



  ほとけの姿を、造像したり描いたりする場合、どのような姿や色をしているのか、身に付けるものや持ち物は何か、そうした事が書かれている、儀軌と呼ばれる経典があります。


  ただ、そのような経典は、記述の異なるものが、複数あるそうで、今回の二十八部衆のそれぞれの尊像名にも経典により異同があるようです。


   二十八部衆には、インド神話に登場する神々などが含まれていて、釈迦如来の眷族である、奈良・興福寺の像で知られている八部衆も、この二十八部衆にほぼ含まれています。ただ、八部衆のメンバーにも異同があり、必ずしも一定ではありません。


_DSC0013.jpg


 八部衆のメンバーの一人、阿修羅王を見付けました。



_DSC0020.jpg


 そして、やはり八部衆の仲間として人気の高い迦楼羅王(かるらおう)もいました。



続きを読む


nice!(13)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

仁和寺観音堂 その一 [仏像]

_DSC0027.jpg


  トーハク(東京国立博物館)で、3月11日まで開催中の、特別展「仁和寺と御室派のみほとけ」を観て来ました。


  今回の展示では、仁和寺観音堂の三十三体の仏像が、撮影可ということでしたので、多くの写真を撮らせて頂きました。


  この諸仏は、どれも江戸時代に造られた像で、国宝や重要文化財に指定されている訳ではありませんが、極彩色に彩られたお姿は、どれも魅力的でした。


続きを読む


nice!(11)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

鎌倉時代の仏像 [仏像]

_DSC028501.jpg

  木造菩薩立像(重要文化財)  

    金泥塗り・彩色・切金、玉眼
    高104.5台座高34.8 鎌倉時代・13世紀 

 上野のトーハク(東京国立博物館)の仏像です。

 トーハク恒例の夏休み特集「親と子のギャラリー」の今年の企画として「仏像のみかた 鎌倉時代編」で展示されている仏像から、撮影が許可されている像を撮らせて頂きました。

 因みに、「仏像のみかた 鎌倉時代編」は、トーハクの本館11室・14室で6月10日~8月31日まで開催しています。

続きを読む


愛染明王 [仏像]

_DSC0320.jpg

 愛染明王座像 <あいぜんみょうおうざぞう>

 トーハク(東京国立博物館)所蔵の仏像「愛染明王坐像」です。

 愛染明王は、「仏像」の四種類の分類である、「如来」・「菩薩」・「明王」・「天部」の内の、明王に含まれる尊像です。
 明王は、原則として、真言宗系や天台宗系の、密教で信仰されています。

 通常の愛染明王像は、三目六臂(さんもくろっぴ)、赤色の憤怒相(ふんぬそう)に造られます。
 つまり、三つの目と、六本の腕を持ち、身体や顔の色は赤く、怒りの表情をした姿が、愛染明王の基本形です。よく見れば、牙をむいてさえいます。
 手には弓矢や法具を持ち、頭には「獅子冠(ししかん)」を頂き、蓮の花の上に結跏趺坐(けっかふざ)をしています。たまに、弓に矢をつがえて、天に向けている姿もあり、「天弓愛染」と呼ばれます。

 

続きを読む


タグ:愛染明王

仏像半島~千葉市美術館~ [仏像]

IMGP0366.jpg

 五月三日 日曜日。

 千葉市美術館で開催中の展覧会、「仏像半島」を見て来ました。

 と言っても、実は三度目で、数点の展示替えがあったので、改めて観て来た次第です。

 

続きを読む


タグ:仏像

弁才天~妙音弁才天と宇賀弁財天~ [仏像]

_DSC0005.jpg

 上野公園、不忍池のほとりに、不忍池弁天堂が建っています。
 この弁天堂は、江戸時代の初期、上野の山に寛永寺が建立された際に、不忍池を琵琶湖に見立て、琵琶湖にある竹生島の弁天堂を模して造られたお堂です
 ここに祀られている弁才天は、竹生島から勧請された像であると伝えられています。

続きを読む


阿修羅 彼方へのまなざし-2- [仏像]

honoo-001.jpg

 それは惨憺たる戦場の夜景に違いなかった。しかしふしぎにそこからは戦うものどうしの恐怖も不安も感じとることができなかった。それは画に描かれた戦いに似ていた。静かな、最小の動きだけですべての作業がすんでしまう冷たい計算と冷酷な演出だけが、そこにはあった。

続きを読む


タグ:小説 阿修羅

阿修羅 彼方へのまなざし-1- [仏像]

DSCF0029-0001.jpg

 もう、十年以上も前のことだったと記憶しています。その日の興福寺・国宝館は、修学旅行シーズンのせいか、少し混んでいました。僕は、他の人の邪魔にならないように、少し離れた位置から阿修羅を観ていました。

続きを読む


我が憧れの阿修羅 -3- [仏像]

asyuraten-01.jpg

 インドの神話の世界では、恐ろしい鬼神であった阿修羅は、仏教に取り込まれて、仏や仏の教えを守る「護法神」 となりました。
 奈良 興福寺の「阿修羅像」は、その護法神としての姿を造形した「仏像」です。

続きを読む


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。