ゴイサギとカルガモ [写真漫画]
習志野市藤崎森林公園。
いつもの、近所にある些か大袈裟な名前の公園です。
池の中にある金網の柵に、ゴイサギが止まっていたのは、6月11日のことでした。
ところで、池の中に、何故こんな金網の柵のような物があるかと言うと・・・
市の公園緑地課で、この池にハスやスイレンを植えようとしたのですが、ここには亀が沢山住んでいます。
「ミシシッピーアカミミガメ」という外来種で、昔夜店などで子亀を「ミドリガメ」と言って売っていたものの成長したやつです。それが、ハスやスイレンの芽を食べてしまうので、ある程度繁茂するまでの間、こうして金網で囲って、守っているのだそうです。
金網は、池の中に5・6個ほどあって、それぞれに赤や白のスイレンとハスが植えられています。
金網の縁には、こんな風にして、よくカルガモが昼寝をしていたりすることもあります。
と言う事で、以下本題に入ります。
久し振りの写真漫画です。(まあ、あまり面白くはないかも知れませんが・・・)
すずめの子 [写真漫画]
スズメ 雀 スズメ目 ハタオリドリ科
八月の半ば頃、庭のナツメの木に、スズメが来るのを、何度か目にしました。
多分、ナツメの実に付く虫を、採りに来ていたのだろうと思います
このスズメは、まだ子供のようで、ちょっと頼りない雰囲気です。
「ほら、そこに美味しそうな虫がいるでしょ。上手に捕まえて食べるのよ」
子スズメの側には、きっと親鳥がいて、何くれとなく面倒を見ています。
写真は撮り損ないましたが、親鳥が口移しで、子スズメに餌を与えている様子を見ることも出来ました。
今年は、色々と慌しく、鳥の写真をあまり撮れていません。
でも、先日の記事のツバメと、今回の記事のスズメ だけは例外のようです。
六月末頃から、少しづつスズメの写真が溜まっていました。
これは、子スズメではありませんが、パン屑か何かのような食べ物を見付けて、夢中で頬張っている姿は、とても可愛く感じられました。
折角見付けた食べ物は、小さな欠片まで、ちゃんと拾って食べています。
人間のように、もったいない食べ方はしないようです。
「ああ、お腹がいっぱいになった。さあ、次は何処へ行こうかな」
ベンチの背凭れに止まっていたスズメ。
何だか、羽毛がぼさぼさな感じです。
ちょこっと、嘴で羽のお手入れをしています。
羽をばたつかせながら、頭をぐるぐる回しています。
「ああ、さっぱりした。でも、本当は水浴びでもしたいなぁ」
こちらは、まだ嘴に黄色い所のある子スズメです。
おや、小さな葉っぱの陰に、何かを見つけたみたいです。
まだ、ちょこっと頼りなげな子スズメ。
でも、これは6月の終わり頃の写真です。
今頃はきっと、一人前のスズメになって、元気に飛び回っていることでしょう。
「スズメ君、元気でね。いつか、また会いたいね」
大きな葉っぱとすずめ [写真漫画]
スズメ スズメ目 ハタオリドリ科
おや、スズメがいますね。
何か、食べ物を探しているみたいです。
葉っぱの陰に、何かあるのでしょうか?
なんだ、葉っぱを採っていたのですね。
人間には、ちっちゃい葉っぱですが、スズメには大きな葉っぱなのでしょうね。
おや、まだ何か探していますね。
葉っぱを、もう一枚採ったみたいです。
だけど、これじゃあ、前が見えませんねぇ
嘴にくわえて、お家まで飛んで行くには、葉っぱがちょこっと大き過ぎるようです。
少し、小さく千切ろうとしているみたいですが、なかなか思い通りには、行きそうもありません。
え~い。もう、このままでいいやっ。大きいままで、運んでやるぞっ。
スズメはちょっと、かんしゃくを起こしたみたいです。
本当に、大きな葉っぱをくわえたまま、スズメはお家に帰ったようです。
あっと言う間に、いなくなってしまいました。
ムクドリ スズメ目 ムクドリ科
ねえ、ムクドリくん。スズメくんは、どこへ行ったか知っているかい。
いや、知らないねえ。悪いけど、こっちも餌探しで忙しいものだからね。
何となく長閑で、そして穏やかな春の日。
小鳥たちも、緩やかに流れて行く春のひと時を、ゆったりと過ごしているように見えました。
おまけの、スズメです。
水辺の春 [写真漫画]
漸く訪れた春の日の
柔らかな日差しに誘われて
池から出て来たカルガモが
公園の通路をお散歩です
おや こちらでは
マガモの奥さんも
足下を気にしながら
お散歩しています
水掻きの付いた
カモたちのの足は
地面を歩くには
ちょこっと不向きです
向こうの方から
変な道具を持って
こちらを覗きながら
やって来る奴もいるし
第一この公園には
野良猫の奴も
たくさんいるし
早々に池の辺りへ
戻った方が安全ですね
長閑な春の光の中
キショウブの新芽も
萌え出した水辺の
穏やかな午後の一時
楽しげに翼を広げ
水面で羽ばたく
元気なカルガモ
ゆったりと
泳いで行く
つがいのマガモ
ホトケノザの
薄紫の花たちが
群れを成して一斉に
咲き始める頃の
麗らかな春の日
平穏であることの
得難さを想う
水辺の春
片手間でやるには些か厄介な、父親の仕事の税務申告が、先週末にやっと片付きました。
今年は、初めて e-Tax(電子納税) を利用しました。
女優の池脇千鶴さんをイメージキャラクターに据えて、「簡単」をアピールしている e-Tax ですが、やって見るとこれがなかなか大変でした。
先ず、住基カードを取得して、住基ネットを利用する為のソフトのインストールや、JAVAのプラグインのダウンロード。
e-Tax への登録。e-Taxソフトのダウンロード。損益計算書と貸借対照表。そして、関連書類の送信。
何だか、本当に送れたのかどうか、かなり心配になってしまいます。
やがて、送信を受け付けた旨のメールが届いたので、取り敢えずは一安心しているところです。
多分、来年はもう少しは「簡単」に出来るかも知れませんが…。
と言うことで、今度こそはブログへの復帰も果たせそうな気がしています。
そして、今夜からぼちぼちと、皆さんのブログも拝見させて頂けそうです。
どうぞ、宜しくお願い致します。
夏草の茂み -すずめ- [写真漫画]
スズメ 雀 スズメ目 ハタオリドリ科
久しぶりのスズメです。
夏草の茂みの中で、何をしているのでしょう?
おや、草の中を覗き込んで、何か探しているの?
もしかしたら、食べ物を探しているのかな?
だったら、キノコがそばにあるのに・・・。
あれ、キノコには見向きもしないで、上を見ているよ。
そうか、毒キノコかも知れないし、キノコには気をつけなくっちゃね!
ねえ、どこか高い所に、美味しそうなものでも見付けたの?
あっ、やっと見つかったぞ!
うん、これこれ、これが美味しいんだよね~
スズメが食べているのは、イネ科の小さな植物の、まだ未熟な種子のようです。
イネ科の小さな野草の仲間には、スズメノカタビラ、スズメノテッポウなど、名前に「スズメ」が付くものが何種類もあります。
これは、名前に「イヌ」が付く植物同様、人間の食用にはならないことを示していることが多いようです。
でも、実際にそんな小さな草の種子をスズメが食べているのを見ると、本当に観察して付けた名前なのだろうかと、そんな風に考えたくもなります。
けれども、おそらくはそうではなく、多分小さなスズメなら、こんな小さな実でも食べるのではないかという程度の意味で付けられた名前に過ぎないと思います。(あくまでも、僕の意見ですが・・・)
何故かと言うと・・・
〈スズメ〉という語は,古くは小鳥類一般を総称していたらしい。
「平凡社 世界大百科事典 DVD版」
と言うことで、元来「スズメ」という呼び名自体が、必ずしもこの小鳥を指していた訳ではない可能性もあるからです。
だとすると、古来から「すずめの・・・」と呼ばれている植物に付けられた、「スズメ」の名も、時に他の小鳥をも指していたと考えてもいいと言うことになりますね・・・。
また、スズメの生息域は、人間の住む場所の近くに、ほぼ限られているそうで、人間にとっては、最も馴染み深い野鳥であると言えます。
そんなスズメは、害虫を捕食してくれる「益鳥」である反面、イネの実(つまり、お米です)などを食べてしまう「害鳥」でもあります。
まあ、どちらにしても「益鳥」「害鳥」という分類も、人間の勝手な理由に依るものではありますが・・・。
ところで、今ふと思い出したのですが、古代エジプトの象形文字「ヒエログリフ」にも、スズメを象った文字があります。
その文字で表わされる言葉は、「悪い」という意味を持つそうです。
古代エジプトも、ナイル川の沿岸で農業を行っていた国ですから、穀物を食べてしまうスズメは、やっぱり害になる鳥と考えられていたのでしょうか・・・。
スズメは、とっても可愛い鳥なのですが・・・。
参考図書
池の辺の猫 [写真漫画]
不忍池に向かって猫が歩いて来ました。
柵を越えて、池の辺で何かを狙って身構えています。
何か、獲物でも見付けたのでしょうか?
猫の視線の先にいたのは、渡って来た鴨たちでした。
「猫くん、こっちにおいでよ。 水の中で遊ぼうよ」
「悔しいな~・・・。ボクは、泳ぎが苦手なんだ・・・」
「それじゃあ、駄目じゃん・・・」
いつのまにか、後で見ていた黒猫でした。
家の近くのカルガモのいる池でも、野良猫がじっと水の上の鴨を狙っている光景が見られます。
どう考えたって、無理だと思うのですが・・・。それは、猫の持つ野性の本能によるものかも知れません。
お終い・・・
不忍池の辺には、ノラくんらしい猫が沢山います。
この子は、とても綺麗な猫でした。おんなの子のようです。
一所懸命、毛繕いをしていました。
食事はまだ・・・<上野動物園にて ウミネコ・ペンギン・ゴイサギ> [写真漫画]
「食事の時間はまだかな~」と、待っているのはウミネコです。
「・・・そんな、ここは僕たちペンギンのプールなんだよ・・・」
「それはまあ、そうなんだけど・・・。お腹が空いて、飛ぶ気にならないし・・・。僕たちも、ここの食事をあてにしているんだよ・・・。それに、僕らの親は元々、ここの動物園育ちだったんだよ・・・」
「まあまあ、ウミネコさん。そんなにいじけないで。ここのペンギンの皆さんは、とっても親切な方たちばかりなんだし」
「う~ん。そう言われたんじゃ、しょうがないね~。まあ、同じ鳥同士なんだし、仲良くやりましょうか」
おや、こんなパイプの上にも、ゴイサギが止まっています。
実は、ペンギン以外はみんな野生の鳥なんですが…。
本当に、みんなしてペンギンの餌やりの時間を待っているんですね~
それにしても、ゴイサギの目は真っ赤です。
でも、目玉はやっぱり黒いんですね。
◇「ウミネコ」情報◇
今回、上野の「ウミネコ」に就いて調べていたら、毎日新聞HPの「ふれあいプラザ」というコーナーに、なかなか面白い記事がありました。
http://www.mainichi.co.jp/hanbai/nie/signal4.html
↑ちょっと下へスクロールした「■ウミネコ 2003.09.01 不忍池のボートに営巣、隣の上野動物園でえさ調達」という記事です。
これによると、不忍池に住むウミネコは、実は元々上野動物園で飼育していたものだそうです。
数が増えた為に、東京湾へ放したものの一部が、仲間を連れて戻って来たのだといいます。
普通は、海に住んでいる筈の「ウミネコ」が、上野にいるのはどうしてだろうと思っていました。でも、そうだとすれば、動物園に餌を貰いに来ても、不思議はないのかも知れませんね。
◇ペンギン情報◇
上野動物園・東園のペンギンプールには、「オウサマペンギン」「マカロニペンギン」「ケープペンギン」の三種類が飼育されています。
しかし、「ケープペンギン」以外は、南極か南極に近いところに住んでいる為、夏は冷房室に入っています。
この暑い時期、外に出ているのは、元々アフリカ南部に暮らしていた、「ケープペンギン」だけです。
ママと一緒に <上野動物園にて プレーリードッグ> [写真漫画]
オグロプレーリードッグ 齧歯目 リス科
プレーリードッグは、北米の草原に住む、とても可愛いリスの仲間の小動物です。
ドッグと言いますが、犬の仲間ではありません。
地面に穴を掘って、家族みんなで仲良く暮らしています。
上野動物園にいるのは、尻尾が黒い「オグロプレーリードッグ」だそうです。
まだ、とても小さな子がいて、ママ(多分)と一緒に草を食べていました。
「ねえねえ、ママ。どれが美味しいの?」
「ちょっと待っててね。ママが味見をしてあげるから…」
「あっ、それそれ、そこの草が美味しいわよ!」
「ママ、これだね!じゃあ、食べて見よっと!」
「ねえねえ、ママ。僕、もう一人でもどの草が美味しいか、分かるようになったよ!」
きっとそうやって、プレーリードッグの坊やも、大きくなって行くのですね。
あっ、ごめんなさい<m(_ _)m> 本当は、坊やかお嬢ちゃんか、僕には分かりません・・・。