風がそっと囁く ひそやかな季節の詩
秋の色に染まった木の葉は
舞い散りながら街を彩り
空を吹き渡って行く風は
少しづつ寒さを運んで来る
ひっそりと繰り返される
日々の明け暮れの中にも
鮮やかな変転を感じながら
散り敷いた落葉を踏みしめて
僕はまた緩やかに歩き始めよう
冬と言う一つのエピローグに向けて
揺蕩うように移ろって行く
季節の物語を読み進めるように
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