庭の花 ~九月~ [花]
タイワンホトトギス 台湾杜鵑草 ユリ科 ホトトギス属
庭に咲いた、九月の花です。
ホトトギスは、二種類あった筈なのですが、今年咲いたのは、この花だけでした。
花の姿から、タイワンホトトギスの園芸品種だと思います。
僕が子供の頃には、家の近くの雑木林に、在来種のホトトギスが沢山咲いていました。
薄暗い木々の下に咲いていた、斑紋のあるその花は、子供の僕には、ちょっと薄気味悪く感じられたことを覚えています。
フヨウ 芙蓉 アオイ科 フヨウ属
暑い頃には、毎日十数個づつの花を咲かせていたフヨウも、秋になろうとする頃になって、花の数も減って来ました。
今日(9月16日)の、激しい風に揺れていたフヨウの花。
花の付いた枝が、ひとつ折れてしまったので、切って来て花瓶に挿して見ましたが、じきに全体が萎れてしまいました。
一日花なので、当然のことかも知れませんが、やはり切り花にはならないようです。
ヤブラン 藪蘭 ユリ科 ヤブラン属
ヤブランは、ランという名を持ちながら、ユリ科の植物であると覚えて来ましたが・・・
今も、殆どの図鑑には、「ユリ科」となっていますが、最新のゲノム解析による分類法によると「クサスギカズラ科」となるのだそうです。
尤も、その「クサスギカズラ」自体を、僕は見たことがないのですが、今までの分類法では、それもまた「ユリ科」なのだそうです。
今後、DNAによる解析が主流になって来れば、動植物の分類方法も、変わって来るのは当然のことでしょうが、暫くは混乱した状況が続くことになるのだと思います・・・
ツユクサ 露草 ツユクサ科 ツユクサ属
六月の庭の花の記事にも載せましたが、あの頃よりもかなり増えて、今も沢山の花を咲かせています。
この青い色が、僕はとても好きなのですが、朝咲いているのを見たら、すぐに写真を撮りに行かないと、午後にはもう見る影もなく、萎んでしまいます。
名前の由来は、良く分かりませんが、忽ち消えてしまう朝露のような儚さを感じさせる花ではあります。
カタバミ 酢漿 カタバミ科 カタバミ属
庭の至る所に生えていて、いくら取っても、どこからか生えて来て、殆ど減ることはありません。
家の庭に、ヤマトシジミが良く飛んでいるのは、幼虫の食草となるカタバミがあるからだと思います。
クマツヅラ 熊葛 クマツヅラ科 クマツヅラ属
六月の庭の花として載せたクマツヅラも、とうに盛りの頃は過ぎましたが、未だ僅かに名残の花を咲かせています。
ニワナナカマド 庭七竈 バラ科 ホザキナナカマド属
六月に咲いた花と言えば、ニワナナカマドもまた、返り咲きの花を咲かせてくれました。
本来の花期に比べると、ほんのささやかな咲き方で、あの華やかさはまったくありませんが、こんな風にぽつぽつと、時折白い花を見せてくれます。
カラスウリ 烏瓜 ウリ科 カラスウリ属
今年も花が咲くことはありませんでしたが、鳥が種を運んで来たと思われるカラスウリが、蔓を伸ばしています。
家の近くの藪が、少しづつ失われて行こうとしている状況なので、来年は家の庭で、カラスウリが咲いてくれることを、微かに期待しているのですが・・・
シロバナヒガンバナ 白花彼岸花 ヒガンバナ科 ヒガンバナ属
この花は、9月14日に家の「庭の花」の仲間になったばかりです。
いつも野菜を買いに行く、JAの直売所の山野草のコーナーにありました。
以前から、テレビなどで紹介されるヒガンバナの名所を紹介した映像の中などで目にして、欲しいと思っていた花だったので、取り敢えず一鉢だけ買って来ました。
庭のヒガンバナは、未だ咲いていませんが、この花はもう、今日の内に萎れてしまいました。
来年は、赤いヒガンバナと一緒に咲いてくれるように、育てたいと思っています。
ヒガンバナ 彼岸花 ヒガンバナ科 ヒガンバナ属
今のところ、鉢植えと地植えとで、20本ほどのヒガンバナが、芽を出しています。
明日か、明後日あたりには、幾つかの花が咲き始めそうです。
咲いたら、早速ブログの記事に載せる予定です。
おはようございます^^
もうタイワンホトトギスが咲いたのですか?(@@ 我家のホトトギス《随分以前に購入したもの》はまた蕾もありません(--;
気温が安定しなかった今年、何だか庭のお花もちょっと様子が変です。
ヒガンバナがあるのは良いですね~
by mimimomo (2013-09-17 06:53)
秋になると、落ち着いた色味のお花が増えていくのですね〜^^
by ゴーパ1号 (2013-09-17 09:51)
可愛い花達ですね(^^)
僕も そろそろ彼岸花探しに行こうかと思ってます
by (。・_・。)2k (2013-09-17 22:56)
ツユクサにしろ、カタバミにしろあの小さな花で
楚々として咲いているのに存在感は十分にありますね。
どちらも好きな花です。
by きまじめさん (2013-09-17 23:47)
ツユクサはすごいですね。
手折ってそのままにしてもなかなか萎れないし、切花にしなくても(水に挿さなくても)何日も青いままです。
水分を失わない特質を持っているのでしょうね。
だから 露草 なのでしょうか・・
by ぜふ (2013-09-17 23:56)
我が家にも赤白の彼岸花があります。
どんなに暑くても寒くてもちゃ~んと
お彼岸の頃に咲くんですよね。不思議です。
by じゅんぺい (2013-09-18 20:41)
「最新のゲノム解析による分類法」
↑こんなコトをしているんですね。難しいコトは分かりませんが、
花の分類も、すごいコトになっているんですね^^;。
by sakamono (2013-09-21 18:17)