彼岸花の咲く頃に：風の詩：SSブログ

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彼岸花の咲く頃に　[花・昆虫] [編集]

　　ヒガンバナ　　　彼岸花　　　ヒガンバナ科　　ヒガンバナ属

　今年の夏の熱さは、多くの植物の生育に、様々な影響を与えているようです。

　家の庭のヒガンバナも、彼岸過ぎになって漸く開花し始めましたが、１０月６日になった今も、まだ咲き続けています。

　今年最初に彼岸花の写真を撮ったのは、雨の朝でした。

　僕には、何故か炎を連想させるヒガンバナですが、こうして水滴を纏った姿も美しいものだと思います。

　最初の二枚の写真は、家の庭のヒガンバナですが、上の写真を含む、八枚の写真は近くの公園で撮ったものです。

　緑の中に、一輪咲いたヒガンバナには、寂しげな風情があります。

　群れて咲くヒガンバナは、燃え広がる野火のように、鮮やかな輝きを見せてくれます。

　 キアゲハ　　黄揚羽　　　鱗翅目　アゲハチョウ科

　ヒガンバナには、何故なのか、よくアゲハチョウの仲間が訪れる様子が見られます。
　

　とても忙しなく飛び回りながらも、同じ花に何度も止まってくれたので、何とかピントの合った写真を、少しは撮ることが出来ました。

　　　アキアカネ　　トンボ目　　トンボ科　（アカネ属）

　トンボは肉食ですから、花の蜜を吸う訳もありませんが、ヒガンバナの傍に立てられた、竹の棒に止まってくれました。

　こんな風に、横から胸の辺りの模様を観察することが出来たので、このトンボがアキアカネであることは、比較的に容易く見分けられました。

　殆ど赤くはありませんが、アカネ属に属する、アカトンボです。

　今年の夏の暑さが何時までも続いた為、トンボの発生時期もかなり遅れていると言うことで、この赤くない赤とんぼが、いまだ未熟なオスなのか、或いは元来あまり赤くならないメスなのか…。
　残念ながら、僕にはそこまでは分かりませんでした。

　 アゲハ　　揚羽　　　鱗翅目　アゲハチョウ科

　上のキアゲハを撮った一週間後の同じ場所で、今度はアゲハを撮ることが出来ました。

　アゲハとキアゲハは、よく似ているので、ちょっと見分け難いかも知れません。
　でも、前翅の付け根の辺り（正しくは、「前翅表中室基半部」と言うのだそうです）を見ると、すぐに分かります。
　

　この二枚写真のように、途中でちょっと途切れたりしながらも、はっきりとした線が見えるのがアゲハ。

　アキアカネの前の二枚の写真のように、細かい点々を打って、翅にぼかしを入れたように見えるのが、キアゲハです。

　先日、用事があって南房総市へ行った時、赤いヒガンバナに黒い揚羽が戯れる様子を、何度も見掛けました。

　しかし、何れも車を運転中のことで、写真を撮ることが出来ず、些か悔しい思いをしました。

　それでも、家の近くの公園で、キアゲハとアゲハを撮ることが出来たので、今年はまあ良しと言うことにして置いて、来年を楽しみすることとします。

　先日、プログのアクセス解析を見ていたら、９月半ば頃から、「彼岸花」というタイトルの過去記事に、沢山のアクセスを頂いていることに気が付きました。

　それは、もう三年も前の２００７年９月３０日に書いた記事でした。
　どうも、プログ記事に情緒的なタイトルを付ける傾向のある僕にしては、とても具体的なタイトルだったので、多分他のキーワードとの組み合わせによっては、検索に懸りやすかったのかも知れません。

　また、その記事に載せた僕の酷く拙い詩を、どういう訳か気に入って下さった方が、お二方も居られて、ご自身のプログ等で、紹介して下さいました。

　しかも、そのお二人から、同じ日に掲載の承認を求めるコメントを頂きました。
　かなり驚きながらも、嬉しいような、気恥ずかしいような思いで、その方たちの記事を拝見しました。

　以下に、感謝を込めて、些か遅れ馳せながら、お二方の記事をご紹介させて頂きます。

　　　　kuri-ma さんの記事　　Seesaaブログ
　　　　　http://kuri-ma.seesaa.net/article/163771050.html

　　　　ラビ♪　さんの記事エキサイトブログ
http://rabi0331.exblog.jp/11984905/
　　　　　　　＊尚、ラビ♪　さんは、デジ・ブックに僕の詩を掲載されています。

タグ：ヒガンバナ