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野鳥のいる風景 [野鳥]

今年の秋。庭の柿の木には、例年に比べると、あまり多くの実がなりませんでした。

収穫の時、幾つかの実には、既に鳥がくちばしでつついた跡がありました。
そこで、そうした実は穫らずに、木に残したままにして置きました。

その後の休日に、僕の部屋の窓から外の柿の木にふと目をやると、その柿の実をスズメが啄んでいました。
急いでカメラを取り出して、シャッターを切りましたが、数枚を撮らせてくれただけで、あっというまに飛び去ってしまいました。

 

でも、諦めずに待っていると、次にはメジロがやって来てくれました。

 

あの時、鳥がつついた跡に気付いて、枝に残しておいて良かったと思えるひと時でした。

 

メジロは、ツバキなどの花の蜜を上手に舐めるための、細い舌を持っているということは、図鑑の解説などで読んで、知っていることではありました。
ですが、本当にこんなに細い舌であることを確認出来たのは初めてでした。 

これも、庭にあるナツメの枝に止まったメジロです。
比較的に良く見掛ける小鳥ですが、写真に撮れたのは久し振りのことでした。

 

 

野鳥と言えば、僕にとって今一番馴染み深いのは、やはりカルガモです。

近所の公園(習志野市・森林公園)の池にいる、カルガモたちは、僕にとってなんとなく愛おしい存在と言えます。

 

そんなカルガモの池には、秋になると数つがいのマガモも訪れます。


マガモのメスは、オスよりも地味な翅の色ですが、何となく可愛くて優しそうで、僕はこちらの姿の方が気に入っています。

 

マガモがやって来ても、やっぱりこの池の主役はカルガモたちです。

 

水面採餌をするカルガモ。
こうやって、水面に浮いた水草の葉や草の種子、それに小さな虫などを食べている訳ですが、僕には何だか遊んでいるようにも見えてしまいます。

紅葉した木の葉を映して赤く染まる水面を、滑って行くカルガモ。
僕にとっては、深まって行く秋を感じるひと時です。

 

そして次は、久々のコサギです。
この美しい姿を見るとやっぱり、自分でも信じられないほどの回数、シャッターボタンを押し続けてしまいます。

 

 

 

 


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COLE

めじろがなんともかわいいですね 次回更新気長に待っています
by COLE (2007-12-09 02:06) 

sakamono

こんな姿勢で、よく落ちないものだなぁ、と思ってしまいます。つついた後の実がある木を、観察しているとこうした風景に出会えるかもしれないのですね^^。
by sakamono (2007-12-09 14:33) 

春分

見逃すところでした。
柿を啄ばむ鳥たちを見かける季節になりましたね。
ただどうもヒヨドリばかりが目立って、メジロとかの写真はなかなか撮れませんが。
by 春分 (2007-12-09 16:17) 

僕も見逃すところでした。(苦笑)
メジロの姿は、何とも言えない可愛らしさがありますね!
コサギの白と背景に緑の対照が、とても美しいと思いました。
by (2007-12-09 22:10) 

はてみ

albireoさんの鳥の写真には、詩と相俟って、愛情を感じます。
(鳥に限らないとも思いますが)
それにしても、いつ見ても、サイドバーの白鳥の赤ちゃんはかわいいです。
by はてみ (2007-12-09 23:13) 

渋樹

今日、コサギとアオサギを見かけました。
いるところにはいますね^^
by 渋樹 (2007-12-09 23:14) 

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