ナルシス [季節]
泉のほとり 水を求めに来た少年は
水の中に見つけた美しい人に 恋をしました
それが自分自身だと 気付かないまま
永遠に届かない恋に焦がれ
少年は 息絶えました
憐れんだ女神は 少年を可憐な花に変えました
少年の名は ナルシス
花の名は 水仙
遠い昔の ギリシャのお話です
先週、用事があって千葉県の館山方面に行きました。
いつもなら、水仙の見頃なのですが、今年はもう
殆ど、終わってしまったということです。
そこで、これは去年の写真です。
泉のほとり 水を求めに来た少年は
水の中に見つけた美しい人に 恋をしました
それが自分自身だと 気付かないまま
永遠に届かない恋に焦がれ
少年は 息絶えました
憐れんだ女神は 少年を可憐な花に変えました
少年の名は ナルシス
花の名は 水仙
遠い昔の ギリシャのお話です
先週、用事があって千葉県の館山方面に行きました。
いつもなら、水仙の見頃なのですが、今年はもう
殆ど、終わってしまったということです。
そこで、これは去年の写真です。
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しらなかったです。
なんか切ないお話なんですね。
水仙の花かわいいですよね。
by ちゅーりっぷ (2005-02-20 05:14)
花には、花言葉とか神話とか有るから、そういうのも調べると楽しいなぁ。
by こすもす (2005-02-20 10:11)
ちゅーりっぷ さん。ありがとうございます。
本当は、ナルシスに恋をした、エコーというニンフ(妖精です)が、
花の女神フローラの言葉にも上の空になり、こだま(「山びこ」のこ
だまです)に、変えられて声だけにされてしまう、というお話も
付属しています。そして、ナルシスがナルシストの語源になりました。
こすもす さん。ありがとうございます。
ギリシャ神話には、人や妖精が花や木になった話がたくさんあります。
アネモネ、ヒヤシンス、月桂樹・・・。そんなことを思いながら、花を見る
のも、またいいものですね。
by albireo (2005-02-20 10:47)
水仙の花はわたしも好きです。匂いも。
by (2005-02-20 11:14)
おお、いい水仙ですね。
水仙らしい水仙、ありがとうございました。
あと、本当は「ナルシシスト」が正しいらしいです。
「ナルシス」+「ist」ですからね。
ナルシシストって言うと、間違ってると言われてしまいますが・・・。
by Arcadia (2005-02-21 09:15)
水仙にそんなギリシャ神話があるとは知りませんでした^^
他にもいろいろな神話があるのですね!
ギリシャ神話 調べてみたくなります。。。
by あやこ (2005-02-21 21:04)
辛いお話ですね。「ナルシス」、「ナルシシスト」 ここから来ているんですね。
昨日、近くの公園で、この水仙を見てきました。そして、albireo さんのこのお話を思い出しました。
by ziziblog (2005-02-22 04:01)
tanaka-ma3 さん。ありがとうございます。
私も、いい匂いの水仙に、出会ったことがあります。とても、小さな水仙でした。
Arcadia さん。ありがとうございます。
ご指摘、感謝します。
確かに、私も「ナルシシズム」とは言っても、「ナルシズム」とは、言いません。
それにしても、最後に添えられた一言、Arcadia さんの優しい人柄がうかがえて、とても嬉しく思いました。
あやこ さん。ありがとうございます。
子供の頃、神話や伝説の本をよく読んでいました。
ギリシャ神話の神々は、浮気っぽくて、嫉妬深かくて、とても人間的です。
実は、私は質実剛健で一途な北欧神話の神々の方が好きなのですが・・・。
zizi さん。ありがとうございます。
確かに、花になったお話は、ちょっと哀しいものばかりですが・・・。
私も、水仙を見ると堀口大学の「ナルシスの墓と思いて・・・」という水仙を歌った詩の一節を思い出したりします。
by albireo (2005-02-22 07:29)
おぉ!こんなところで、ギリシャ神話が。
私も好きなんです。
余談ですが、水仙を見ると、子供の頃、父に初めて連れて行ってもらった映画『森は生きている』を思い出します。
by ナナ (2005-02-22 16:09)
ナナ さん。ありがとうございます。
ロシアの映画ですね・・・。私は、ナナさんより、多分ずっと年上ですが、
かすかに、見た記憶があります。
ところで、ギリシャ神話がお好きなら、気付かれたかもしれませんが、
コメントへの返事の中で、フローラとヘラを間違えてしまいました。
済みません・・・。初歩的なミスでした。
by albireo (2005-02-22 18:44)