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仁和寺観音堂 その2 [仏像]

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  ほとけの姿を、造像したり描いたりする場合、どのような姿や色をしているのか、身に付けるものや持ち物は何か、そうした事が書かれている、儀軌と呼ばれる経典があります。


  ただ、そのような経典は、記述の異なるものが、複数あるそうで、今回の二十八部衆のそれぞれの尊像名にも経典により異同があるようです。


   二十八部衆には、インド神話に登場する神々などが含まれていて、釈迦如来の眷族である、奈良・興福寺の像で知られている八部衆も、この二十八部衆にほぼ含まれています。ただ、八部衆のメンバーにも異同があり、必ずしも一定ではありません。


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 八部衆のメンバーの一人、阿修羅王を見付けました。



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 そして、やはり八部衆の仲間として人気の高い迦楼羅王(かるらおう)もいました。



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