茂原牡丹園：風の詩：SSブログ

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茂原牡丹園　[花] [編集]

　4月27日(月)。

　千葉県茂原市の「茂原牡丹園」へ行って来ました。

　テレビのニュース番組で開催を知ったのが25日頃でしたが、茂原牡丹園のサイトに依ると、4月22日～5月10日迄の開園と言うことです。

　連休中に行くことは避けたかったので、4月中に行くしかないと思いましたが、父親の通院やリハビリの日程が詰まっていて、行けるのは27日だけでした。そこで、前日になって明日行くことに決定して、急遽出掛けて来ました。

　園内には、2,500株の牡丹が植えられているということでしたが、園内すべてを廻るには、急な階段や坂道を登らねばならず、車椅子を押しての通行は、残念ながら無理でした…

　でも、牡丹の株が、一番多く植えられている場所へは、出口付近から緩い坂道を登って行くことが可能だと分かり、半分以上の花は観て来ることが出来ました。

　園内には、280年前に建てられたと言う古民家があり、そこで食事をすることも出来るようでしたが、車椅子を押しながらだと、なかなか余裕がなく、建物の写真は撮り損ねました…

　園内には、牡丹の他に、芍薬や石楠花(しゃくなげ)なども植えられています。

　今回の写真の中にも、芍薬の花が混じっている可能性もありますが、花のアップを撮った写真を観ても、ちょっと見分けは付けられません…

　元々、牡丹と芍薬は、共にボタン科・ボタン属の植物で、牡丹が木本、芍薬が草本という違いはありますが、芍薬を台木として牡丹を接ぎ木して育てることが普通に行われるほどに、ごく近縁の植物同士です。また、欧米ではこの二つの植物を、一般的には区別することはないと言うことです。

　と言うことで、写真の中に芍薬が混じっていたとしても、どうぞご了承願います<m(_ _)m>

　上野の東照宮牡丹園も、なかなか立派な牡丹園だと思いますが、ここの大量の牡丹の花は、本当に見応えがありました。

　建物の背後にある、山の斜面を利用した立地であるため、園内のすべてを廻る事は不可能でしたが、想像以上に多くの花を観ることが出来、父親も満足していたようでした。

　田圃の間の駐車場から牡丹園まで、些かの距離がありましたが、当日はとても良い天気で、車椅子を押しながらの気持ちの良い散歩も楽しめました。