庭の花 その二 [花]
梅の花が終わると、ミカイドウの花が咲き始めました。
まだ、梅の花が盛りだった頃に、小さな蕾が膨らみ始めていました。
長野県飯田市の親戚の家から、若木を分けて貰って来て、庭に植えたのは、もう四十年か五十年近くも前のことだったと思います。
幹に虫が入ってしまい、一度はかなり樹勢が落ちて、花も咲かなくなりましたが、ここ数年再び持ち直して来たようです。とは言っても、もう老木なので、根元から生えて来た若木を、大切に育てているところです。しかし、まだ若木には花は咲きません。
バラ科 リンゴ属のカイドウには、幾つかの種類がありますが、現在では「海棠(カイドウ)」と言うと、「花海棠(はなかいどう)」が一般的で、家のような「実海棠(みかいどう)」は、あまり見かけません。
しかし、江戸時代頃には、「実海棠」の方が一般的で、「海棠」と言えば、「実海棠」を指していたと言うことです。
毎年、とても美しい花を見せてくれるので、もう暫くは枯れずにいて欲しいと願っています。
ニワザクラは、一度枯れかけたのですが、数年前に植え替えてから、毎年花の数も増えて来ています。
アケビは、わざわざ植えた記憶はないので、多分鳥が種を運んで来たのでしょう。
今年は、沢山花が咲いていますが、実は生らないだろうと思います。
ミツバアケビは、父親が家の屋上で、鉢植えにしていたものを、今は地植えにしてあります。
一昨年と、昨年は、二つだけ実が生りました。
今年は、もう少し沢山実るといいのですが…
この花の名を、人に訊かれることが多いのですが、幾つかある名称が、どれも納得の行く名前ではないので、取り敢えず三つの名前を答えることにしています。
即ち、「オオアラセイトウ」、または「ムラサキハナナ」、或いは「ショカッサイ」ですと…
このブログを始めた頃、上野のトーハク(東京国立博物館)の庭園に群れて咲いているこの花を初めて見て、とても綺麗だったので、花屋で種を買って来て、一度だけ庭に蒔きました。
毎年、花が終わる頃には抜いてしまうのですが、こぼれ種が残るようで、春になると庭のあちこちに生えて来ます。
先日来の、激しい風雨で、ミカイドウは散ってしまいました。
でも、ニワザクラは、未だ咲いていますし、「オオアラセイトウ」・・・も、少し倒れたりしましたが、まだ暫くは咲いていてくれそうです。
おはようございます^^
じっくり見るとミカイドウは上向きに花が付くのですね~ハナカイドウはちょっと下を向いていますよね。
これから見分けがつけられそうです^^
若木が成長してお花をつけると良いですね。
by mimimomo (2013-04-12 06:38)
ミカイドウの花、すごくかわいい色ですね。
懐かしいアケビの花が、、、、実家に沢山盆栽があって、実がなってました。
よく食べました。
懐かしいなあ。
本当にalbireoさんの写真はステキですね。
今度,
May Lineの曲に2013年バージョンとして使わせて頂こうかしら?
宜しければ。
by ichii (2013-04-12 07:20)
最後の花は初め「ハナダイコン」と教えてもらい
次に「ムラサキハナナ」と教えてもらいました。
「オオアラセイトウ」ともいうのですね。
この花が風に揺れている姿が好きです。
by きまじめさん (2013-04-12 22:45)
ハナカイドウしか知りませんでした。
ちょっと気になって調べたら、牧野富太郎が命名した”ノカイドウ”という種もあるんですね。
どれも、実際見ても自分には見分けられないと思いますが^^;
by ぜふ (2013-04-13 08:02)
この紫の花、結構よく見かけます。名前をきちんと覚えてなくて
なんとなく「ムラサキハナナ」だと思っていました。
名前、3つあったんですね^^。
by sakamono (2013-04-13 11:52)
花祭りに毎年行っている薬師様の目の前に
梅の木とショカッサイが広がるちょっとした場所があったのですが
今年は観音開帳と共に、駐車場になってしまって…[。>_<。]
ああああああ、悲しい。
by ゴーパ1号 (2013-04-15 21:45)