庭の花 その三 [野草]
家の庭に咲いた花の最後は、普通は「庭の花」とは呼ばないであろうと思われる花々です。
オオイヌノフグリは、僕にとっては春を告げる、大好きな花のひとつですが、一般的には「雑草」と呼ばれる植物の類です。
オオイヌノフグリは、外来種ですが、いつの間にか、日本の春を告げる野草と言えるほどに、広まっているように思われます。
ホトケノザは、以前から家の庭に自然に生えて来ていましたが、何故か花は咲かず、蕾のままの状態で種が出来る「閉鎖花」だけを付けていました。
今年になって急に花を咲かせるようになりましたが、同時に数も増えていて、水仙の間に、まるで園芸植物のように咲き誇っていました。
ヒメオドリコソウは、同じシソ科であるせいか、ホトケノザとの見分けが着き難いという人が、時々いるようです。
でも、良く見比べて見ると、その違いは分かると思うのですが…
ムラサキケマンは、別名をヤブケマンとも言う、ケシ科の植物です。
柔らかそうな葉は、セリにも似た感じがするかも知れませんが、有毒植物だそうなので、山菜採りなどの際には、充分にご注意願います。
ハコベは、採っても採っても、幾らでも繁茂して来ます。
子供の頃には、十姉妹や文鳥を買っていたので、良くハコベを採って来て与えていたことを思い出します。
これは、多分カントウタンポポであろうと思います。
他の一年草の植物が、今年は生えて来なかった鉢に、突然生えて来ました。
タンポポを見付けた時の何時もの癖で、ガクの状態を確認してみると、やはりカントウタンポポのようです。しかし、家の近辺では、カントウタンポポは先ず見掛けないので、些かの謎ではありますが…
今年は、スミレが沢山咲いてくれました。
濃紫と薄紫の花がありますが、どちらも葉の形状や花の形から、恐らくタチツボスミレの仲間であろうと思われます。
僕が採って来て、庭に植えたスミレもありますが、この薄紫のタチツボスミレの仲間は、いつの間にか自然に生えて来たものです。
一昨年には、ツマグロヒョウモンの幼虫に、葉を食い尽くされてしまったせいか、昨年は殆ど花を咲かせてはくれませんでした。
しかし、昨年の初夏に、スミレの咲いている辺りに、ミゾソバを植えたところ、これが繁茂して、スミレの葉を覆ってしまったせいか、昨年はツマグロヒョウモンの食害には遭わずに済んだようです。
その為に、今年は沢山のスミレが咲いたものと思われます。
庭に咲いた花は、他にもカキドオシやワスレナグサ等があるのですが、今回はこれまでとします。
次回は、トーハクの「大神社展」へ行った際に、トーハクの前庭で撮った、ツグミの写真を載せる予定です。
こんばんは^^
似たようなことが起こるのですね~ 今年は我家の庭にもこう言った野草が
増えたのですよ。仏の座がやはり閉鎖花から咲いたし、タチイヌノフグリが繁茂して、と言うよりしすぎて、抜くのに大童・・・
それからトキワハゼもあちこちに。
野草が繁茂しやすい気候だったのかしら。
by mimimomo (2013-04-13 19:47)
雑草の可愛さに惚れると、庭の草むしりが出来なくなりますね。
どんな植物も可愛らしくてなりません。
お写真の件、分かりました。
ブログに後から頂いたこの件のコメントは非公開のままで、こちらにお返事を書き込ませて頂きました。
お写真の件、ご快諾頂き、感謝致します。
どんなものをどんな風にとか、出来上がりがいつとかは未定ですが、のんびりとお楽しみに。m(_ _)m
by ichii (2013-04-14 22:22)