薄紫の風　～マツバウンラン～：風の詩：SSブログ

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五月の宙（そら）に　～鯉のぼり～｜薄紫と濃紫ブログトップ

薄紫の風　～マツバウンラン～　[花] [編集]

　　　薄紫の花霞みの中を

　　　通り過ぎる初夏の風

　　　柔らかな花の色を

　　　風はそっと身にまとい

　　　あたりを薄紫に染めて

　　　夏に向って吹き抜けて行く

マツバウンンラン　　松葉海欄　　ゴマノハグサ科　　ウンラン属

　マツバウンランは、北米原産とされる帰化植物です。

　僕が最初にこの花を見たのは、プログを始めた年の五月でした。

　柔らかな雰囲気の、薄紫の花の色と、細く丈の高い茎のために、僅かな風にも揺らぐその姿に、見るなり心牽かれてしまいました。

　こんな写真を見ると、ご存知のない方は、大きな花のように思われるかも知れません。

　でも本当は、極々小さな花です。
　花の大きさは、個体によってある程度のバラつきがありますが、平均してほぼ１ｃｍ前後位が多いように思います。

　路傍などに、１～２本程度のマツバウンランが咲いていても、大抵の人は、気付かずに通り過ぎて行ってしまいます。

　僕は、この花が大好きなので、割合に良く見付けられているとは思いますが、それでも見逃していることも多いかも知れません…。

　でも、群落を成して咲いていると、単なる形容ではなく、本当に薄紫の霞が掛っているような、そんな雰囲気を感じます。

　僅かな風にも、容易く揺れる花は、写真には撮り辛いように感じます。

　でも、僕にとってはあまりにも可憐なその姿を見ると、思わずカメラを向けてしまいます。
　そして、たった一枚でもいいから、その姿とその色を再現出来たらいいと思いながら、何回も何回もシャッターを切り続けます。

　今回の記事の写真は、４月２５日から５月８日の間に撮ったものです。
　もう５月の２０日を数日過ぎてしまった今では、マツバウンランは殆ど咲いてはいません。

　でも、今日（５月２３日）の朝。ほんの僅かながら咲いている姿を見掛けました。

　そこで、些か遅れ馳せながら、記事として写真を掲載することにしました。

　本当は、何時までも鯉のぼりを上げたままにして置くのは、まずいとは思っていました。
　でも、思うように時間が取れないまま、今日に至ってしまいました。

　実はもう一つ、薄紫の花の写真を撮っていたのですが、そちらはとっくに散ってしまいました。
　それでも、折角撮った写真ですから、２・３日の内には、記事にしたいと思い、少しづつ下書きをしています。
　その記事をアップしたら、ご無沙汰している皆さんの記事を拝見しに、伺いたいと思って居りますので、どうぞ宜しくお願い致します。

タグ：マツバウンラン

2010-05-23 23:57 nice!(17) コメント(9) トラックバック(0)
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おはようございます＾＾
マツバウンラン、わたくしも写しました。このお花は色といい姿と言い素敵なお花ですね～　　わたくしも好きです。
時期外れはあまりお気になさらないで欲しいわ～　だって、わたくしのも
まだアップしていませんし、今後遅れがちのお花が続々登場しますもの（－－；
by mimimomo (2010-05-24 09:01)