六月・庭の花 [花・昆虫]
長い間、ご無沙汰をしているうちに、六月ももう終わりに近づいてしまいました。
六月の庭に咲く、僕の好きな白い花の記事を、すっかり書きそびれていたのですが、昨日名残の花が咲いてくれたので、久し振りの更新をすることにしました。
僕のブログでは、六月の恒例の花。ニワナナカマドです。
今年は、例年よりも、少し花が少なかったような気もします。
今年も、例年通りに、ニワナナカマドの蕾に産卵する、ルリシジミの写真が撮れました。
六月の庭に、ニワナナカマドとほぼ同時期に咲き始める、ビヨウヤナギ です。
ビヨウヤナギの方は、何時になく沢山の花を咲かせてくれました。
ホタルブクロの花は、五月の終わり頃から咲き始めていました。
家の、淡い紫のホタルブクロは、南房総の方から連れて来た花ですが、今年も狭い庭の一角を埋め尽くすほどに咲いてくれました。
今年は、何時になく沢山咲いてくれた、白い花のホタルブクロ。
これは、家の近くの耕作放棄地の水田脇に咲いていたものを、5~6年前に採って来たものですが、現在は宅地化が進み始めて、もうこの花も咲く場所がなくなってしまったようです。
せめて、この庭では咲き続けられるようにしたいと思っています。
ザクロの花も、途轍もなく沢山咲いています。
でも、毎日バラバラと、家の前の道路に落ちて、日に何度も掃除をしなければなりません…
この様子では、無事に実るものは大した数ではなさそうです…
ヒルザキツキミソウは、今年は細々としか咲いてくれませんでした。
多分、フヨウの木の近くに生えているので、日当たりが悪いせいかも知れません…
そこで、一株を鉢に移して、日当りの良い屋上に持って行くと、少しだけ元気そうな花を咲かせてくれました。
イヌタデを、わざわざ庭に植える人はいないかも知れません。
尤も、これもわざわざ植えた訳ではなく、他の花の鉢の中に、勝手に生えて来たものです。でも、好きな野草なので、取らずにそのままにしておいたら、いつの間にか増えて来てしまいました。
イヌタデの葉に止まっているのは、ヤマトシジミです。
後ろに、幼虫の食草のカタバミがあるので、多分産卵のために来たのかも知れません。
この写真は、手元にカメラがなかったので、スマートフォンで撮ったのですが、胸の細かい毛もしっかり写っています。
残念ながら、何時でもこんな風に写せる訳ではないのですが、取り敢えずレンズの解像度は悪くはなさそうですから、後は撮り方次第ということかも知れません…
六月の庭の花の最後は、ツユクサです。
これも普通は、庭の花の数には入れる人は少ないと思います。
でも、以前の記事にも書いたことがありますが、野原でヒガンバナの写真を撮っていた時に、背景に写り込んだツユクサの青が綺麗だったので、庭のヒガンバナの背景にするために、わざわざ採って来て植えた花です。
五月には、京成バラ園へも行って、バラの写真を少し撮って来たのですが、まだ記事を書ける程には、写真の整理がついていません…
ここのところずっと、集団的自衛権のことや、憲法のこと、また太平洋戦争の時代のことが気になっていて、『集団的自衛権と安全保障』『日本は戦争をするのか』(岩波新書) 『亡国の集団的自衛権』(集英社新書)などの本から、明治から昭和までの戦争の歴史の本などを、文字通り読み漁っていました。実際には、もう半年以上も前からで、一時的には、ファンタジー小説や時代小説などを読みながらも、何時の間にか再び、近現代史の本や憲法に関する本などに戻ってしまいます。
今の時代の様相は、まるで戦前のようだと言う人もいますが、試しに昭和十年代の事も書かれている、永井荷風の『断腸亭日乗』(岩波文庫・摘録版)などを読むと、確かにそうなのかも知れないと言う気もして来ます。そして、時折「あの戦争は正しかった」などと言う言葉を耳にする度、僕は怒りを感じます。あの戦争は明らかに侵略戦争だったし、第一「世の中に、正しい戦争など、絶対にない」と…
けれども、そんな言葉を耳にする頻度が多くなった分、やはり政治は危ない方向に向かっているのかも知れないと思いながら、それでも何とか、流されないようにしなければならないと感じています…
おはようございます^^
ニワナナカマドが出てきましたね~♪ 良いお花好きなお花(^-^*
六月にもいろんなお花がありますね。我が家は6月になるとかなり庭のお花が少なくなります。
ザクロの赤も良いお色ですよね。
by mimimomo (2015-06-25 06:33)
ニワナナカマドのこの感じに、薄荷のイメージを重ねてしまいます。
(以前も、こんなコトを書いたかも^^;)
by sakamono (2015-06-25 23:33)
青空バックの写真いいですね~
スマホの写真もとても精細ですが機材変えられましたか?^^
by ぜふ (2015-06-26 00:13)
子どもの頃によく見た花がたくさん(*^^*)
特にホタルブクロは小学生の夏休みに行った山中湖で初めて見て一目惚れしました。持って帰るのはダメと母に言われ残念に思った記憶が…ところが、今、実家の庭で咲いています(どこから来たのでしょう?)
集団的自衛権等々については…長谷部教授が意見してくださらなかったら、今頃採決されてしまっていたかもしれないと思ってしまいます。
マスコミにはこういう時に張り切ってもらいたいです…(長くなりました!)
by じゅんぺい (2015-06-26 06:45)
北海道では、街路樹でナナカマドの木が植えてあるところが多いので、
5月末くらいの時期にナナカマドの花をよく見かけますが、
ニワナナカマドの花のほうが綺麗ですね!
by sasasa (2015-06-28 21:35)
このニワナナカマドの花はいつみても可愛くて清楚で美しいです。
今年も拝見で来て嬉しいです。
by きまじめさん (2015-06-30 00:57)
美しい自然の花々、虫たちに目を奪われます。
集団的自衛権、憲法、戦争のこと、まったく同感です。
by kazg (2015-07-03 09:01)
お庭が華やかですね。
特にザクロは、東北の実家では見ない花なので、
その強烈な赤、惹きつけられます。(*^^*)
by bun-ta (2015-07-09 08:20)
ツユクサの美しい青、この季節のうっとおしさをぬぐってくれる気がします。
ヤマトシジミ、かわいいです!
by dino-tail (2015-07-27 07:13)
恒例のニワナナカマドにほっとした一人です。
暑さも例年以上に厳しく感じますが、お元気でしょうか。
積極的平和主義などと聞くと、戦争主義の言い換えのような気がします。
武器以外のもので平和を守りたいと思うのです。
安保法案止められるのかわかりませんが、
大学生高校生の活動に、少しほっとしています。
by はてみ (2015-08-12 16:21)