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庭の植物と小動物 [小動物・植物]

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 春になると、家の狭い庭にも、様々な草花が咲き始めます。

 今日の記事には、ここ数日のうちに撮った庭の花の写真を載せますが、同時に、庭にいた小動物の写真も載せて置きたいと思います。

 その小動物と言うのは、ニホンカナヘビです。
 「ヘビ」という名前が付いていますが、足の無い爬虫類のヘビではなく、足のあるトカゲの仲間です。
 植物の写真の後に、警告の上で纏めて載せますから、爬虫類が苦手な方は、カナヘビの写真の分は、パスして頂きますよう、お願い致します。

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 ツルニチニチソウは、以前はほぼ一ヶ所に留まって咲いていましたが、数年前から、急にあちこちに蔓を伸ばして、勢力の拡大を図り始めました。
 仕方がないので、時々蔓を切って進攻を阻止せざるを得ません…

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 庭に何種類かのスイセンが咲きますが、もう殆どが終わってしまいました。
 その中で、この種類だけは、まだ花を咲かせてくれています。

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 ワスレナグサの花も、僅かながら咲いています。

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 昨年、花が終わった後のワスレナグサの鉢を、他の草が伸びるままにしてしまったせいで、肝心のワスレナグサが生えて来る余地が無くなってしまったのか、芽が出て来る様子が見えませんでした。
 そこで、余計な草を抜いて見ると、鉢の隅の方に、僅かに数本のワスレナグサが見付かりました。
 それを鉢の中央に植え直すと、いつの間にか、思ったよりも多くの花が咲き始めてくれました。

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 この茶色のような、或いは臙脂色のような花は、ミツバアケビの花です。

 ミツバアケビの花には、雄花と雌花がありますが、多分大きく写っているのが雄花だと思います。
 この花の仕組みを、僕はあまり理解出来ていないので、今年はもう少し良く観察してみることにします。

 秋になると、取り敢えず何個かは実が実りますが、何時も写真を撮り損なっているので、今年は忘れずに写真を撮ろうと、そう思ってはいるのですが…

 植物の写真は、以上で終わりです。

 以下に、カナヘビの写真を、続けて8枚載せます。
 嫌いな方は、ここまででパスなさって下さい<m(_ _)m>

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  ニホンカナヘビ 日本金蛇  有鱗目トカゲ亜目 カナヘビ科 カナヘビ属

 庭に植えてある、ユキノシタの葉の下に、ニホンカナヘビがいました。

 庭の草取りをしたり、草の植え替えをしていた時に見付けたのですが、当然手は泥だらけですし、カメラも持ってはいません…

 でも、多分暫くじっと動かないでいそうに思えたので、家の中に戻って、手を綺麗に洗った上で、カメラを持って再び庭に戻りました。

 すると思った通り、少し動いただけで、そのままそこにいてくれました。

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 実は、この記事の写真は、1度ではなく3回に分けて撮ったものです。
 しかも、その度毎に、草取り中で、一旦家の中に戻って、汚れた手を洗い、カメラを持って来ることを繰り返していますが、3回ともカナヘビは、殆ど動かずにいてくれました。

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 ここからの写真は、上の二枚の写真に写っているものより、身体が小さいようでしたから、多分未だ子供のカナヘビなのではないかと思います。 

 日本でよく見ることの出来るトカゲの仲間に、ニホントカゲがいます。
 ニホントカゲと、このニホンカナヘビは、よく混同されると言うことですが、身体(特に尻尾)が、メタリックブルーに輝いて見えるのが、ニホントカゲだそうです。

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 どの写真も、かなり近付いて撮っているのですが、こちらの存在はまったく気にしていない様子でした。

 それについて、手元にある「山渓ハンディ図鑑10 日本のカメ・トカゲ・ヘビ」には、以下のように書かれていました。

 「同所的に生息するニホントカゲに比べて不用心なため近寄って観察しやすいが、凝った逃げ方もする。わざと音を立てて逃げ去ってから、きびすを返してこっそり元の場所に戻るのだ。」

 要するに、不用心な生き物なので、こうして写真も撮り易いと言う訳だったと言うことでした…

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 この写真と次の写真は、ペロリと舌を出していますが、どうも餌を探して歩き回っていたようです。
 何を捕まえようとしていたのか、また上手く捕まえられたのかどうか、それは残念ながら分かりませんでしたが…上記の図鑑に依れば、小さな昆虫やクモを好むと言うことです。

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 僕は、どうも蛇は苦手なのですが、恐竜は大好きなので、こんな姿を見ると、恐竜を思い浮かべてしまいます。

 しかし、最近の学説では、恐竜の直接の子孫は「鳥」であると言う説が有力視されていて、現在地球上に生息している爬虫類は、恐竜の直接の子孫ではないと考えられているようです。

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 ニホンカナヘビの子供は、暫くの間 ヤブランの葉の陰になった石の上を歩き回っていましたが、やがて、花が終わって茎と葉が密集しているスイセンの草叢の中へ、潜り込んでいなくなってしまいました。

 参考図書

ハンディ10日本のカメ・トカゲ・ヘビ (山溪ハンディ図鑑)

ハンディ10日本のカメ・トカゲ・ヘビ (山溪ハンディ図鑑)

  • 作者: 松橋 利光
  • 出版社/メーカー: 山と溪谷社
  • 発売日: 2007/06/01
  • メディア: 単行本



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mimimomo

おはようございます^^
ツルニチニチソウは良く蔓延りますよね^^ 我家も短く切ったりして防御しています^^
カナヘビは我家には出てこないです。でもヤモリが時々~
昨日だったか庭で小さい虫を撮影しました。直ぐアップは出来ませんが
そのうち。触覚と言うのかしら、頭からツノのようなものが出たハエを大きくしたと言うか、蜂のようなアブのような小さい昆虫です。
by mimimomo (2014-04-11 06:43) 

sakamono

> 急にあちこちに蔓を伸ばして、勢力の拡大を図り始めました。
この言い回しが何だか面白くて、ほんわかした気分になりました^^;。
トカゲはたまに見かけますが、カナヘビは多分見たコトがないように
思います。色合いが恐竜っぽいですね。
by sakamono (2014-04-14 12:21) 

きまじめさん

我が家では手入れが悪いので、ワスレナグサは1年で根絶えてしまいました。
好きな花なのですが。
カナヘビの表情がすごくかわいいです。
by きまじめさん (2014-04-16 23:36) 

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