冬の鳥~羽繕い~ [野鳥]
ダイサギ 大鷺 コウノトリ目 サギ科
久し振りに出会えたダイサギです。
一般的な白鷺には、ダイサギ、チュウサギ、コサギがいます。
目の下にある「過眼線」が、目より後方にあるのが、ダイサギの特徴なので、この鳥がダイサギであることは、ほぼ間違いありません。しかし、普通のダイサギよりも、少し小柄な感じもしますから、亜種のチュウダイサギかも知れませんが、取り敢えずダイサギとして置くことにします。
ダイサギは、池の柵の上に止まって、羽繕いをしていました。
最近の学説に依れば、鳥と言う生き物は、古生代の恐竜の直接の子孫であると言われています。
例えば、肉食の小型恐竜であるヴェラキラプトルなどは、羽毛を持っていたことが、一部の化石から確認されていますが、最強の肉食恐竜であったとされるティラノサウルスにも、羽毛があった可能性を指摘している学者もいます。
僕は、昔から野生動物を扱ったテレビのドキュメンタリー番組が好きで、良く見ていました。今も、NHKの「ダーウィンが来た」は、殆ど欠かすことなく見ています。
そんなテレビ番組の中で、何時だったかこんなことを聞いた記憶があります。
鳥には、翼があって飛ぶことが出来る訳ですが、飛ぶと言うことは、鳥にとっても大きなリスクがあることなのだそうです。天敵の少ない状況にある鳥の仲間(例えば、キーウィ鳥など)には、飛ぶことをやめてしまったものがあるというのが、その証拠だと言うことでした。
因みに、ペンギンについては、確かに空は飛べませんが、海の中を飛ぶように泳げる翼を持ったと言う意味で、必ずしも飛ぶことを放棄した鳥という訳では無いと言えます。
恐竜から進化して行く過程で、空を飛ぶこと選択した鳥にとって、翼は何よりも大切な、生きるための道具と言えます。
コガモ 小鴨 カモ目 カモ科
一般の鳥にとっては、空を飛ぶために。鴨のような水鳥にとっては、空を飛ぶためだけではなく、水に浮くためにも、翼のメンテナンスは欠かすことの出来ない仕事です。
一所懸命で、羽繕いをしている鳥を見ると、時には「生きる」と言うことの大変さを、改めて感じたりもしてしまいます…
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以下に、ほぼ初めて撮ることが出来た、カワセミの写真を載せて置きます。
但し、小さな鳥である上に、距離も離れており、僕の使っている300mmのズームレンズでは、些か遠過ぎました。更に、ほぼ逆光でもあったため、些か言い訳めいてしまいますが、取り敢えずカワセミを撮ったと言う、記録として載せて置くことにします。
いずれ、もう少し鮮明な写真が撮れることを願ってはいるのですが・・・
おはようございます^^
白鷺の羽って、大中小を問わず綺麗ですね^^
ペンギンが鳥ということは、忘れています(__; 見かけからどうしても
鳥という印象が薄くって・・・
カワセミが写せたのですね~しかもお魚咥えて食事中~羨ましいです。
昨年は一度出会いましたが、左右に飛んでいるばかりでとても写せなかったです(;、;
by mimimomo (2014-01-11 08:56)
ペンギンが飛ぶコトを放棄したワケではない、というところ
なるほど、と納得してしまいました。鳥が恐竜の子孫という話は
数年前からよく聞きますが、こういう大きな鳥を見ると
言われてみれば、恐竜っぽいかな、と思ったりします^^;。
本年もよろしくお願い致します。
by sakamono (2014-01-11 14:44)
サギの白色、とても好きです。
吸い込まれそうな美しい白色ですね。
by ゴーパ1号 (2014-01-11 23:16)
白鷺の季節ですね。
冷たい空気の中に凛と立つ姿は本当に美しいです。
カワセミも美しい鳥ですね。
渾身の一枚が撮れます様に、またカワセミさんとの出逢いを祈っています。
実はブログにコメントを頂いていたこと、操作上の無知でつい先日まで全く気付かずにいました。
頂いたコメントのお返事を最新記事で書きましたので、どうぞお立ち寄り頂けると嬉しいです。(^^)
by bun-ta (2014-01-12 16:02)
羽繕いが美しいですね
こいうの いいな〜
by ねこじたん (2014-01-13 21:06)
白鷺もスクッと立っている姿は優雅ですが、
羽繕いをしている姿は可愛くもありますね。
来週の「ダーウィンが来た」でキーウィ鳥について放映するそうですので、
注意して見てみたいと思います。
by きまじめさん (2014-01-14 23:31)
羽繕いは生きるために必須なんでしょうね。
私は一生懸命羽繕いをしている姿を見ると、
自分の髪のぼさぼさに気がついたりします^^;
by asahama (2014-02-01 06:51)