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近所にいた鳥たち [野鳥]

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 前の記事のために、後回しにしてしまった鳥たちの写真です。

 一月から、二月に掛けて、すべて、いつもの「習志野市 藤崎森林公園」、及びその周辺の、家から十分以内で行ける場所で撮っています。 

 先ずは、ハクセキレイです。

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 ハクセキレイは、以前は人間が近づくと、あっと言う間に飛び去ってしまう鳥だったような記憶があります。
 写真を撮り始めた、数十年前頃には、なかなか撮れない鳥だったのですが、今は比較的に撮り易い鳥だと感じます。

 それは、至る所で宅地化が進んで、人間のいる環境が当たり前になってしまったせいでしょうか…

 

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 雪の中のキジバト。
 一月十四日の雪の、数日後の写真です。 

 キジバトも、別名をヤマバトと言うくらいで、嘗ては森林や山地に生息する鳥だったようです。

 でも、最近は都内でも、珍しい鳥ではなくなっています。


 

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 これは、カワラバト。別名をドバトとも言います。何処の公園にもいる、普通の鳩です。

 元々は、ヨーロッパの原産で、食用や愛玩用、通信用(伝書鳩)等として飼いならされたものが、再野生化したのだそうですが、日本には既に、奈良時代からいたと言われています。
 当時から、神社仏閣の堂塔に住み着いていたことから、「堂鳩」或いは「塔鳩」と言われていたのが、別名の「ドバト」の語源とする説もあるようです。

 

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 大きな公園などで、小さな子供たちが鳩を追い掛けている姿は、何とも可愛らしいものですが、反面「糞害」という問題もあり、現在はあまり好まれない傾向にあるように思います。

 

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 「藤崎森林公園」の、カルガモのいる何時もの池ですが、この冬にはオナガガモの番(つがい)が訪れるようになりました。

 これまでは、ここで見た記憶は無いような気がします。

 

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 この池でも、何人かの老人が、カルガモに餌を遣っていますが、あちこちの公園で、頻繁に餌遣りをするようになると、オナガガモの数が急激に増えて、大変なことになっているという話を、どこかで読んだか聞いたかした記憶があります。

 ここは、然程大きな池ではないので、些か心配ですが、老人たちは直接注意をしても、市の公園課に頼んで注意をして貰っても、なかなか聞き入れようとはしないので、困ったものです…

 因みに、雌のオナガガモの下の水中に見える赤いものは、池に棲んでいる大きな鯉です。

 

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 久し振りの、ツグミです。

 最初に撮ったのは、2005年の3月の事でしたが、それから多分3・4回くらいしか、撮っていないように思います。

 珍しい鳥ではありませんが、僕には縁遠い鳥なのかも知れません。

 

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 ヒヨドリが、センダンの実を食べようとしています。


 

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 こちらは、ちょこっと啄ばんでいます。

 昨年のこと、家の庭に実生のセンダンが生えて来ました。
 最初は、草だと思ったので、何という草なのかが分かるまで、そのままにして置きました。

 しかし、大きくなって来ると、どうも木のようなので、色々調べて見て、センダンだと気が付きました。
 多分、ヒヨドリが種入りの糞を落として行ったのでしょう。

 センダンは、古代には罪人の首を掛けたとも言われ、不吉な木なので、庭には植えないのだそうです。尤も、僕はそうした迷信めいた話は、一切気にしませんから、それ自体はどうでもいいのですが、狭い庭に、これ以上大きな木は増やせないので、引き抜いてしまいました。

 その際、葉の形状などを調べるために、ネット検索をしていて知ったのですが、センダンの実には毒があり、鳥は大丈夫でも、人間や犬を含む家畜などが食べると、死に至ることもあるそうです。
 「独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構」のサイトと、実際に犬が食べて危うい目に合われた方のサイトに、そういう情報が掲載されていました。

 見るからに、美味そうには見えないので、僕は最初から食べようなどとは思いませんでしたが、散歩中の犬が食べてしまうという例もあるようですから、小さいお子さんがいる方や、動物を飼われている方は、充分にお気を付け下さい。


 

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 ジョウビタキは、よく見掛ける鳥ですが、僕は初めて撮りました。

 これは、女の子のようです。
 背中に、黒っぽい輪のような模様が付いてしまっていますが、図鑑を調べて見ても、こんな模様の付いたジョウビタキはいません…これはどうも、上の枝の影が写ってしまったようです。

 折角、初めて撮れた写真なので、ちょっと残念です。


 

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 家に帰ってから写真を確認して、ちょっとがっかりしたので、もう一度同じ場所へ行って見ました。

 まさかと思ったのですが、未だ居ました。多分、同じ個体だと思います。
 池の近くの、ポンプ小屋の柵に止まっていたのですが、半逆光だったので、これも上手く撮れませんでした…

 今回も、珍しい鳥はいませんが、取り敢えず七種類の鳥が撮れたので、先ずは良しと言うことにして置きます。


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コメント 7

sakamono

ジョウビタキのオスはたまに見かけるのですが、メスを最近見ていません。
やっぱりカワイイなぁ^^。
by sakamono (2013-02-19 00:08) 

ぜふ

とくに都会のセキレイは人馴れしてるように思いますね。
近くで見れてうれしいですが^^
センダンの実に毒があるとは・・・
by ぜふ (2013-02-19 06:33) 

mimimomo

おはようございます^^
珍しくないと言われてもやはりなかなか鳥は写せないです。
ハクセキレイは割合頻繁に見ますし、ヒヨちゃんも。でもカメラを持っていなかったり
写しても上手くいっていなかったり。難しいです。
ジョビ子ちゃんは可愛いですね~(^^
栴檀の実に毒ですか・・・初めて知りました。気をつけないといけないですね。
by mimimomo (2013-02-19 09:27) 

枝動

おはようございます。
先日は、本当にありがとうございました。
お陰で、以前に撮りためた写真を見ていて気づいたことが有り、すごく嬉しかったです(^O^)
カワウの写真なんですが、婚姻色と云うのを初めて知って「へえ~」って思いながら保存させて頂いたんですが、偶然にも前に撮った群れの中に映っていました(^^)
鳥達も環境に順応していってるんですね。人が其の環境を変えるのも困りもんですが。
by 枝動 (2013-02-19 10:31) 

ねこじたん

ハトポッポの違いが はてなです…
違いがわからない おいらです
お天気が良いときの 鳥さん たのしそうですね
by ねこじたん (2013-02-20 01:27) 

ichii

セキレイもハトも可愛く奇麗に撮れてますね。
1週間ほど前から、家の前のクスノキに15羽のハトが集団で来るようになりましたが、
こんなにかわいくないです。><

『卒業式の歌をつくりました。
また、聴いて頂けたら嬉しいです。^^
by ichii (2013-02-25 00:37) 

きまじめさん

当地でもハクセキレイは人がちかづいても逃げず、かなりたくさん見かけます。
ヒヨドリも相変わらず、うるさく騒いでいます。
しかしあの可愛いジョウビタキを見た事がありません。いつか見たいのですが・・・
albireo さんのところでは珍しくない鳥なのですね。うらやましいです。

by きまじめさん (2013-03-01 22:23) 

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