芝山仁王尊 [社寺]
前の記事の、本来の目的であった「芝山仁王尊」です。
所在地は、千葉県山武郡芝山町芝山298
HPは、 http://www.evam.ne.jp/niouson/index.html
正式には、天應山 観音教寺 という、天台宗のお寺で、本尊は十一面観音ですが、公開はされていません。
仁王さまと言うものは、普通は仁王門の外から見える位置に立って、お寺やその御本尊を守っている訳ですが、このお寺では、仁王門の内側の左右が、それぞれに畳敷きのお堂になっていて、その奥に立っていました。
仁王さまも、本来は近付いて拝観することは出来ないようですが、4月16日から5月16日までは、「お手元参詣月」という特別拝観期間で、自由に堂内に入って、近くから拝観が出来ます。
別に、それを狙って出掛けた訳ではなく、まったくの偶然でしたが、いいタイミングではありました。
千葉県内のお寺としては、かなり古くて立派な建物だと思います。
本堂の隣りには、「はにわ博物館」も併設されていて、山武から成田周辺の古代の古墳から発掘された、埴輪を始めとする出土品が展示されています。
入口からは、急な石段が続いていますが、左側にちょっと写っている坂道を、車で登って行くと、最上部にある本堂の近くまで行けます。
まだ記事にはしていませんが、少し前に秩父へ行って来ました。そのために車椅子を借りていたので、父を車椅子に載せて押して行ったのですが、本堂へ着くまでには、何か所もの段差があって、車椅子は途中で動けなくなりました。
仕方なく、車椅子は本堂脇に置き、後は歩いて本堂と、はにわ博物館を見学して来ました。
大きな動物の埴輪や、人間の埴輪、また刀剣、矢尻などが展示されていて、今は畑の多いこの辺りも、古代には相当な勢力を持つ豪族がいたことを物語っているようでした。
上の写真の、石段の左手前には、シバザクラが植えられていました。
車椅子を押したり、片付けたりしていたので、写真は少なかったのですが、最後に、お寺の近くに咲いていた花の写真を載せて置くことにします。
先ずは、シバザクラからです。
八重桜。
キランソウ。
タチツボスミレ。(多分、そうだと思います)
こういう場所に咲いてたので、在来種のタンポポを期待したのですが、残念ながら、セイヨウタンポポでした。
尚、途中に書いた秩父へ出掛けた際の記事は、写真の整理がつき次第、掲載する予定です。
一面の芝桜もいいですよね~
by ぜふ (2012-04-25 07:01)
立派なお寺ですね〜。
by ゴーパ1号 (2012-04-25 08:07)
おはようございます^^
立派なお寺なんですね。
千葉と言うところはかなり歴史のあるところのようですね。以前、市民講座を受講して
知りました《当時色々あって途中やめてしまいましたが》
by mimimomo (2012-04-25 09:25)
草履に歴史を感じますね(^^)
by (。・_・。)2k (2012-04-25 22:57)
車椅子で母を押した経験がありますが、
かなり時間のたった今も、スムーズに進むための設備が、
改善されていないところが多いのですね。
アップに撮られた芝桜、可愛いですね。
by きまじめさん (2012-04-25 23:52)
このぞうりは、におう様が履くためのものなのか・・・とか思い、ちょっとHP飛んで見たりしたけど、分かんなかった(笑)
千葉にはこういうところもあるんですね!
伯母に今度聞いてみようかな。
なんか、震災以来、体調も悪くして落ち込んでいたから。
by ナナ (2012-04-27 17:58)
こういう立派なお寺を見ると、
立派な屋根だなぁ、というふうに感心してしまいます^^;。
そろそろ八重桜でお花見かな。
by sakamono (2012-04-28 18:33)