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紅花車輪梅 [樹木]

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   ベニバナシャリンバイ  紅花車輪梅    バラ科  シャリンバイ属

 前の記事の、ベニバナトチノキの咲いていた、「まろにえ橋」に至る「まろにえ通り」と名付けられた道の歩道に、沢山のベニバナシャリンバイが咲いていました。

syarinbai-01.jpg

     シャリンバイ  車輪梅    バラ科  シャリンバイ属

 そして、こちらは公園などの植え込みや生垣に、よく植えられている「シャリンバイ」です。
 実際のところは、日本の海辺の崖地や山などには、野生種が自生していると言うことです。
 でも、一般に目にするのは、人工的に植えられた花が多いように感じます。

 「車輪梅」の名は、枝や葉が輪生するように付いて、更には花が梅に似ていることに由来するのだと言います。
 けれど、それだけでは、些か意味不明に思えたので、ちょっとだけでも調べて見ようとしたのですが、なかなか調べがつかないまま、やがて花の季節も過ぎてしまったようです。

 それでも、これらの画像ファイルだけは、下書き記事に読み込んでしまっていましたので、取敢えずは、記事としてアップすることにしました。

benibanasyarinbai-02.jpg



      少し湿った風が吹く

      薄曇りの空の下

      薄桃色の花たちが

      群れをなすように

      咲き乱れる歩道


      花たちの笑う声が

      聞えた気がして

      ふと振り返ると

      目の前を過ぎて行く

      学校帰りの少女たち


      華やぐように明るく

      微笑み交わしながら

      少女たちは過ぎ去り

      ひっそりと花たちは

      初夏の風に揺れていた

 

benibanasyarinbai-03.jpg

 「ベニバナシャリンバイ」の名は、敢えて言うまでもなく、「紅色の花の咲く車輪梅」と言う意味です。

 しかし、この花の色は「紅色」と言うよりは、「薄桃色」と呼んだ方が、より相応しいと思える、柔らかな色合いです。

 

参考図書

野山の樹木 (ヤマケイポケットガイド)

野山の樹木 (ヤマケイポケットガイド)

  • 作者: 姉崎 一馬
  • 出版社/メーカー: 山と溪谷社
  • 発売日: 2000/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 

 


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コメント 7

mimimomo

おはようございます^^
マルバシャリンバイやシャリンバイは知っていましたが、ベニバナシャリンバイは
お初にお目にかかります~~~^^
昨日、津田沼へ行ってきました。ベニバナトチノキのあるのはどの辺りのことかしら~っと考えながら歩きましたが、もう既にお花は無いのですよね^^
by mimimomo (2009-05-28 08:34) 

SilverMac

名前も見るのも初めてです。きれいな花ですね。
by SilverMac (2009-05-28 09:00) 

gillman

上品そうな花だなぁ
by gillman (2009-05-28 09:30) 

お茶屋

本当に綺麗な色合いの花ですね♪
by お茶屋 (2009-05-28 09:33) 

penpen

かわいいお花ですね。
特に最後のお写真は少女たちがお話しているようですね。
by penpen (2009-05-28 22:05) 

lapis

上品で美しい花ですね!
仰るとおり、「薄桃色」と呼んだ方が相応しい色合いだと思います。
by lapis (2009-05-30 19:06) 

春分

これも美しい。これは普通は白花ですね。ずいぶん雰囲気が違いますね。
私も先日桃色のエゴノキの花を撮りました。それもとてもきれいでした。

by 春分 (2009-06-02 21:03) 

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