花びらの翼 -3- [樹木]
遠い空に向かって
広げる白い翼
いつの日か願いは
叶うと信じながら
春の風に乗って
多分飛び立って行ける
どんな哀しみだって
乗り越えて行ける
切なく 暗い空でも
厚い雲を抜ければ
澄みきった青空が
そこにはあるはず
空に向かって広げる
白い花びらの翼
例え飛べない翼でも
夢だけは捨てない
ハクモクレン 白木蓮 モクレン科 モクレン属
白い木蓮の花が好きです。
でも、今年はカメラを持っていない時に限って、綺麗な木蓮を見掛けました。
そして、カメラを持っている時には・・・。
今年は、寒暖の差が激しかったせいか、まだ半開きの状態のまま、茶色く変色してしまったハクモクレンを幾つも見かけました。そうです、カメラを手に近付いて行った時に限って・・・。
ですが、もうハクモクレンの花期も終わりに近付いたと思った頃。
先週の土曜日に、ようやくまだ綺麗なハクモクレンに出会うことが出来ました。
ただ、空が雲っていたことは、とても残念なことでした。
詩の三連目には、そんな思いをちょっと書いてみたつもりです。
ちなみに、「花びらの翼」は、一昨年初めてこのブログに「ハクモクレン」を載せた時のタイトルです。
そして、昨年もまた同じタイトルを使いました。
何だか、僕は何時までも、空への憧れを抱き続けているようです。
コブシ 辛夷 モクレン科 モクレン属
今年は、綺麗なハクモクレンを撮る機会がとても少なかったのですが、何故か同じ仲間のコブシには沢山会えて、写真も沢山撮れました。
もう、コブシもそろそろ終わりに近付いて来ていますが、まだあちこちで綺麗な白い花を見せてくれています。
当地の木蓮は終わってしまいました。
by Silvermac (2007-03-28 10:40)
お久しぶりです!!理恵子です。
このalbireoさんの記事スタイルが懐かしく感じました。
モクレンかわいいですね。
by (2007-03-28 15:51)
確かに、せっかくモクレンを見つけたのに、茶色くなっていたのを残念に思ってました。
この記事の写真は、本当に綺麗ですね。
純粋そのものを感じます。
by (2007-03-28 22:50)
今年はコブシもハクモクレンもたくさん見たいと思っていましたが、
やっぱり茶色くなってしまっていたり、余裕がなかったりで、
あまり見られないままでした。
毎年咲く花なのに、ちゃんと見るって、あんがい難しいですね。
by はてみ (2007-03-28 23:36)
何かを訴えているような花ですね。
by Baldhead1010 (2007-03-29 10:51)
こんにちはー
コブシも木蓮もお花をつける木だったんですか。綺麗ですね。^^
お花が満開ですね。
それではー
by kei果 (2007-03-29 12:56)
こんにちは^^
albireoさんはいつまでも少年のように目をきらきらさせて大空に舞う夢をお持ちですね~。羨ましいです。 わたくしはまったくその逆で、かなり惰性で生きているような・・・
by (2007-03-29 13:17)
10代の頃からモクレンの咲く頃は、いつも別れの季節っていうイメージがあって、この時期、毎年見る度に、切なくなっちゃう花です。
by (2007-03-29 23:17)
ハクモクレンが咲いている様は、鳥みたいだ、と自分も思っていました。だからといって、こんなステキな詩は出てきませんが^^;。真っ白でキレイな花だと思います...
by sakamono (2007-03-30 00:05)
1枚目、
寄り添ってペアみたいな白い花を見れば、
詩を書きたくなりますね~
きれい(^_^)v
by sera (2007-03-30 20:31)
こぶしの花をみると
なぜか
楚々とした武家の娘を思い浮かべます
by gillman (2007-03-30 22:38)
通勤のとき、電車からこのお花を見ることが出来ます^^
遠くからでも、白いお花 とても目立ちますよね!
途中下車して見にいきたくなります(笑)
by あやこ (2007-03-31 19:22)
木蓮の花,綺麗ですね。
僕も好きです。
晴れていれば白がもっと映えて
良かったかもしれませんが、
詩とともに拝見すると
なかなか味わい深いですよ。
by cowbellf (2007-04-01 08:11)
ほんとに少年のようなお気持ちを持ち続けていらっしゃること すばらしいと羨ましくさへ感じます
by さねさし (2007-04-01 17:46)
なかなかこんなに綺麗なハクモクレンとは出会えません
by silverag (2007-04-02 22:13)
そうですね。
ハクモクレンは、私も好きな花です。
無駄の無さが、はかない印象で、美しさが引き立っているように感じます。
毎年、この花を見ると、季節の移ろいを感じざるを得ません。
by ナナ (2007-04-07 23:55)
1枚目の写真は、まさに白い鳥が羽ばたいているようです!
albireoさんのセンスに脱帽です。
by (2007-04-08 00:20)
「年々歳々花相似たり」でしょうか。私も、昨年と同じ花を撮っています。
堀泉下という人のマンガに、妖精の夜会に紛れ込んでしまう話がありますが、朝になってみると、宮殿はたぶんこんなハクモクレンの木でした。
この季節よく思い出します。
by 春分 (2007-04-08 08:12)