メジロ [野鳥]
メジロ 目白 スズメ目 メジロ科
今年最初に会えた鳥の「メジロ」に、また会えました。
何度かこのブログにも登場した、いつもの海浜公園(習志野市海浜公園)のトベラの木の枝から枝へ、とても忙しく飛び回っていました。
メジロは、普通小さな昆虫やクモを食べるそうです。
また、花の蜜や熟した果実の果汁も好みのようで、その為にメジロの舌はブラシのようになっていると言うことです。
この写真を撮った場所のトベラの木は、実がすっかり熟していたので、その果汁を舐めていたのかも知れません。
ちなみに、この↓ページの下の方にトベラの写真があります。
http://blog.so-net.ne.jp/albireo/2005-12-20
メジロの羽は、一般に言われる「うぐいす色」をしています。
その上、春先には梅の花の蜜を吸いに来るので、よく「ウグイス」と間違われるそうです。
実は、僕も以前に奈良のお寺で、梅の木に来ていた緑色の小鳥を見て、「ウグイス」だと思ってしまった事があります・・・。
本当のウグイスは、図鑑などを見ても、緑色を帯びた灰褐色をしていて、普通に言われる「うぐいす色」ではありません。
何故、このメジロに近い色を「うぐいす色」と呼んでいるかと言うと、これには、ウグイスとメジロを勘違いしている為という説や、うぐいす餅の色と混同しているからという説があるようです。
しかし、昭和62年に出版された『日本の伝統色-色の小辞典-』(日本色彩研究所編/福田邦夫著 読売新聞社)という本に載っている「鶯色」は、図鑑等で見るウグイスの羽の色に近い、くすんだ暗い緑色です。
それを見ると、どうも昔の人たちは今とは違って、実際のウグイスに近い色を「うぐいす色」と呼んでいたようです。
もっとも、どの位昔から「うぐいす色」という色の名前が使われていたのかは、色々調べてみたのですが、はっきり書いてある本が見当たらず、どうも江戸時代くらいからではないかと見られているようです。
また、もっと明るい、メジロの羽のような色が「うぐいす色」と呼ばれるようになったのも、やはり何時からなのか分りませんが、これは案外ごく最近の事のような気もします。
メジロに関する言葉としては、「目白押し」という言葉があります。
これは、メジロが木の枝などに、押し合うように止まることから来ている言葉です。
最後のこの写真は、背景がちょっと不思議な色をしています。
青い部分は、空のようにも見えると思いますが、実際は青く塗られた建物なのです・・・。
折角「メジロ」のポーズが良かったので、Photoshopで加工して、背景を全部青にしたものを、HPに載せてみました。
また、何故か「ハクセキレイ」の写真が沢山撮れましたので、それもHPに載せました。
宜しければ、ご覧下さい。
http://www015.upp.so-net.ne.jp/albireo/index.html
↑「写真館」→「鳥」のページの一番下にあります。
こんばんは。一番にお邪魔しました^^
綺麗にメジロが撮れていますね。小鳥の撮影では
albireoさんの右に出る人はいないのではないかと思いますよ。
じつはalbireoさんと同じ間違いをうちの夫もやったようですよ。しかも声に出して『あ、鶯だ』といったようです。後で来た数人のサラリーマンが『あ、メジロ』といって間違いに気づいたらしい。『恥ずかしかった~!』といっておりました。^^
by (2006-01-27 19:02)
メジロとても 綺麗に 撮れていますね。
目が とても 可愛いです。
きっと 私が メジロに出会っても 鶯と 間違えそうです。
by Runa (2006-01-27 20:14)
メジロ.まるで置物みたい!! 綺麗に撮れてますね☆彡
マンション住まいの前は庭のある家で、梅の木がありみかんの半分に切った物をくっ付けておくと、よくメジロが食べに来てました♪
目の回りが赤いと「メアカ」っていうと聞いた事がありますが、メアカって本当にいるのかしら?
by mippimama (2006-01-27 20:17)
メジロ、まさに目の周りを切り取ったみたいに真っ白ですね。
ふっくらとして美しい姿だなぁ。
鶯色の考察、目白押しの語源も面白かったです。今日も勉強して目の保養もしてしまった。
by m-tamago (2006-01-27 22:08)
Violamacです。
メジロをこんなに近くで綺麗に撮られて素晴らしいですね。
鶯は鳴き声は聞きますが 姿を見たことがありません。
by Silvermac (2006-01-27 22:08)
目白押しの本物を目撃したいです。
「目白押し」…近年一番好きな言葉かもしれません。変かしら?
この本(『日本の伝統色』)持ってるので確認したいけど、いま会社にある…。
by はてみ (2006-01-27 23:52)
可愛いです。ふっくらしてるのですね。やっぱり鶯色に見えます。
by penpen (2006-01-28 08:25)
綺麗に撮られてますね、どのくらいの望遠で撮られてますか?
鳥はほんとに難しくて、なかなか出会うチャンスもありません。
ウグイスとの区別はほとんどできません(^_^;)
by shareki (2006-01-28 10:27)
メジロ、すごく繊細そうな鳥ですね
ハクセキレイはちょこまかしてすごく撮りにくいんですが
さすがです
by gillman (2006-01-28 20:10)
野鳥を、この位綺麗に撮れたらいいなあ・・・。
お持ちのカメラなどにも興味あります、最後のメジロの写真、いいですねえ^^
by 風の又三郎 (2006-01-28 20:46)
あ!メジロだ♪
好きなんです。この子。
かわいくないですか?
・・でも。子どもの頃は、正直、ウグイスと信じて疑っていませんでした。
んで、本当のウグイスを知ってから、その色が想像と違ったので、ガックリしたのも事実です。
by ナナ (2006-01-28 21:47)
メジロのアップ、かわいいしキレイですね。
写真もさることながら、いつもながら解説文を興味深く読ませていただいてます。「鶯色」も「目白押し」もおもしろい...
by sakamono (2006-01-28 22:12)
メジロは、遠くから見ればかわいい目のように思えますが、近づくと、けっこう鋭い目を持っているのですね。
今回も、すごく勉強になる記事でした。
by (2006-01-28 23:05)
メジロの鶯色とても綺麗ですね。
昔、家の池に水浴びによく来ていました。
残念なことに、このごろは、あまり見ません。
by (2006-01-29 08:51)
メジロは小さくて可愛いですが、
見方によっては怖くも見えますね。
色や目の縁取りが大胆だからでしょうか。
by じゅん (2006-01-29 11:35)
aoにはすごく新鮮に感じるメジロたちです。
写真としてもgoodですね。
by ao (2006-01-29 11:48)
からだにに会わず、鋭い目ですね。
今年は野鳥の数がほんとに少ないです。何か異常があったんでしょうか。
by Baldhead1010 (2006-01-29 15:56)
まだまだ寒い風は吹いていますが、着実に季節は動いているのですね。昨年の写真ですが、TBさせていただきました!
by IXY-nob (2006-01-29 18:41)
あぁ、そうそう。
大分県のマスコットに、『メジロン』というキャラクターがいますよ!
by ナナ (2006-01-29 19:58)
帰ってきました!
またよろしくお願いします。
メジロいいですね。
by (2006-01-29 23:06)
メジロ、可愛い姿が見事に捉えられていますね。寒さ加減でふくれ具合が違ってきますが。いつか雪の日に「膨らスズメ」状態のスズメにびっくりしました。まん丸毛玉に尻尾と目と嘴が付いただけ。ご覧になったら是非写して見せていただきたいです。
色は鶯とそんなに違わないかと思いましたが、確かにこうして拝見すると明るいモスグリーンなんですね。なんとも微妙な美しい色!
by SomethingPrecious (2006-01-30 08:42)
メジロのうぐいす色は、ホントに日本的な色ですね。
日本の色の名前、趣があってすごく好きです。
by (2006-01-30 12:56)
ウグイスとメジロ、確かに一目見ただけでは、私には見分けがなかなかつきません。目を見てやっと違いを知るわけですが、最近我が家近くではウグイスを見かけることが少なくなりました。メジロは、庭のツバキやサザンカにいつもペアーでやってくるのに。
by ziziblog (2006-01-31 13:53)
メジロって雀より小さくて動きも素早いので、写真を撮るのが難しかったなぁと、もう15年も前ですが、一眼レフに大きなレンズをつけて写真を撮りに出掛けていた頃を思い出します。
ピントも手動なので、ピントをあわせているともうメジロは移動しちゃってました(笑)
by (2006-02-01 09:30)