SSブログ

桔梗 [秋の七草]

                             キキョウ 桔梗 キキョウ科 キキョウ属

秋の七草には、「萩、尾花(ススキ)、葛、撫子、女郎花、藤袴、朝顔」の七種類の植物があてられています。
この内の、「朝顔」は、実は「桔梗」を指すのだとも言われています。

春の七草は、七草粥にする為、食べられる草が集められています。
しかし、この秋の七草には、そのような目的はなく、集められているのは、秋の風情を感じさせる花々ばかりです。
ですから、「朝顔」でも「桔梗」でも、人に依って好みの花を選んでも支障はありません。

僕は、『桔梗』を秋の七草に入れておきたいと思います。

    涼やかに 青葉を渡る夏の風  桔梗の花の優しき青さ

    木漏れ陽の 揺らめく中に咲く桔梗  優しき人の遠きおもかげ

 

 仄かにピンクがかった白い桔梗は、とても優しい感じがします。

 

まだ、夏は当分続くわけですが、先日「萩」の花も見掛けました。
秋の七草の内、二種類は既に見たことになりますが、本当に秋が来る頃までには、七種類すべてに出会いたいと思います。
しかし、フジバカマなど、現在は野生種があまり見られなくなったものも含まれていますから、難しいかも知れませんが・・・。

 


nice!(22)  コメント(20)  トラックバック(2) 

nice! 22

コメント 20

涼しげですね~。夕方になってわたくしの部屋もやっと33度まで下がりました。
by (2005-08-04 19:34) 

さねさし

大好きな桔梗の美しいお写真に いい短歌 暑さを忘れ心地よく拝見させていただきました 万葉集の 山上憶良の 秋の七草(七種)の花 2首 また書いてみたくなりました
by さねさし (2005-08-04 19:41) 

IXY-nob

明るく爽やかに咲いていますね。白い花は珍しいのでは?ご覧いただいた記事ですが、TBさせていただきました!
by IXY-nob (2005-08-04 21:07) 

綺麗な桔梗ですね!
先日、僕も桔梗の写真を撮りましたが、残念ながら、白い桔梗はありませんでした。
漱石が以下の句を詠んでいます。
仏性は白き桔梗にこそあらめ 漱石
by (2005-08-04 22:09) 

penpen

albireoさんにこんなに思われて、幸せなキキョウさんですね。秋が少し近づいてきたのですね。ぜひ七草見せてくださいね。
by penpen (2005-08-04 22:12) 

Silvermac

桔梗は爽やかです。色さっぱりした色で日本的ですね。
by Silvermac (2005-08-04 22:33) 

Runa

綺麗な 桔梗ですね!
紫の色の 鮮やかさに目をみはるようです~
by Runa (2005-08-04 23:45) 

HAL

朝顔と桔梗...種類では別物ですよね。
どんな関連性で、同じように扱われたのでしょうね。
花って、まつわる話が多いので、それも楽しかったりすますね。(^_^)
by HAL (2005-08-05 00:13) 

achami

「秋の七草」って・・・昔は季節が随分違っていたのでしょうね〜。
まだまだ夏ですが、立秋も近い!
by achami (2005-08-05 00:48) 

koza

桔梗って、こんなにいい形をしてたんだ。
しみじみ。
by koza (2005-08-05 02:39) 

Baldhead1010

白と紫の混ざった桔梗作っていましたが、いつのまにか消えてしまいました。残念。
by Baldhead1010 (2005-08-05 08:51) 

涼しげな花です。
by (2005-08-05 09:48) 

あやこ

白い桔梗もあるのですねっ!はじめてみました!!
ほんのりとしたピンク色素敵です。
季節柄かもしれませんが、浴衣にしたくなる雰囲気ですよね^^
by あやこ (2005-08-05 11:48) 

aloeDog

7種の共演が楽しみです。
夏の花って、なんだか「涼しい」感じに写りますよね~。
by aloeDog (2005-08-05 12:12) 

sera

真ん中の白いのが好きです。ピンクの線がきれい。
「7草」というんですが、不思議に思うのはなぜ7でしょうかね、
5とか3とか、じゃなくて、、、なんか日本的な言われがあるかしら
by sera (2005-08-05 16:53) 

albireo

◇ mimimomo さん ありがとうございます。
夕方で、33度では大変ですね。
屋内とはいえ、水分補給等を怠らないように、気を付けて下さい。

◇ sanesasi さん ありがとうございます。
七草すべては、無理かもしれませんが、幾つかは写真を撮れそうですから、どこかで憶良の歌を引用するつもりでした。
sanesasiさんの書も、是非拝見したいです!

◇ IXY-nob さん ありがとうございます。
僕は、子供の頃から白い花を見ていますので、それ程珍しいとは思っていませんでしたが、初めてという方もいらっしゃるので、少ないのかも知れませんね・・・。

◇ lapis さん ありがとうございます。
漱石の句は、知りませんでした。
なんだか、白い桔梗を見たら、思わず掌を合わせてしまいそうです。

◇ penpen さん ありがとうございます。
僕も、何とか全部を見たいのですが、最近は女郎花さえも見掛けなくなっていますから・・・。
でも、penpenさんや mimimomoさんの記事と合わせたら、すべて見られるかも知れませんね!

◇ SilverMac さん ありがとうございます。
色合いもどぎつくなく、優しい色だと思います。

◇ Runa さん ありがとうございます。
鮮やかですが、優しい色の花だと思います。
どこに咲いていても、思わず近づいてみてしまう花です。

◇ HAL さん ありがとうございます。
同じ花でも、昔と今では呼び方が変わって来ているものも多いですね。
その為に、古典文学に現れる花が、今で言うどの花なのかと、議論になることもあるようです。

◇ achami さん ありがとうございます。
時々、歳時記などを見ていると、夏の花と思っていたものが、秋の季語だったりして驚くことがあります。
太陽暦と太陰暦の違いもあるのでしょうが、時に不思議な気持ちにもなります。

◇ こざき さん ありがとうございます。
見慣れている花だと、改めて近寄って見る事が少ないかもしれませんね。
僕も、写真を撮るために近くへ見て、綺麗なのに驚くこともしばしばです。

◇ Baldhead1010 さん ありがとうございます。
紫と白を一緒に植えていても、いつの間にか白が無くなっていることもありますね。
どうしてなのでしょう?種を、採っておいても駄目なのでしょうか?

◇ tanaka-ma3 さん ありがとうございます。
まだ、真夏なのに「秋の七草」と思うせいでしょうか・・・。

◇ Gotton Factory さん nice!ありがとうございます。

◇ あやこ さん ありがとうございます。
僕は、子供の頃から白い桔梗を見ていたのですが、やっぱり珍しいのかも知れませんね・・・。
この時期の花や、トンボなどは浴衣の柄にすると、涼しげに見えるものが多いですね。

◇ aloeDog さん ありがとうございます。
何とか、全部撮りたいですね。
難しそうですが、頑張ってみる予定です。(予定です、あくまでも!)

◇ sera さん ありがとうございます。
何故7か・・・。難しい問題ですね。日本人は、ずっと昔は8を聖数として好んでいたようですが、中国の文化が入ってきてから、7、5、3、などの奇数を聖数と考えるようになったようです。
by albireo (2005-08-05 20:35) 

ブタゴリラ

桔梗に重なる面影がとても美しい気持を呼び起こしてくれます。。。うん。
by ブタゴリラ (2005-08-06 03:32) 

桔梗繋がり、ということでTBさせていただきます。
内容的には、白い桔梗の写真が欲しかったのですが、巡り会えませんでした。(苦笑)
それでは、よろしくお願いいたします。
by (2005-08-06 16:54) 

barbie

朝顔が秋の七草に入ってるとは知りませんでした。もう萩の花が見られますか。近くに萩で有名なお寺があるのですが、まだ咲いてないようです。今から楽しみです。
by barbie (2005-08-08 00:19) 

はるまきママ

もう桔梗が見られるのですね。
和服の美人さんを見たようで、気持ちがしゃきっとしました。^^
by はるまきママ (2005-08-09 10:43) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 2

白い翼燈火の妖精 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。